過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

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 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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物件たずねて三千里28。

久しぶりに物件について。といっても相変わらず物件探しの手は緩むコトなく続けてる。
まず前回決まってしまったと書いた経堂物件はバーになった。まー普通はそうだろうな。物件的にそういう店しかあそこは成り立たないだろう。そして池ノ上の極上物件は、ケッコー自分の中では決まってたんだけど先を越された感じで(苦笑)今はアジアン料理専門店になっている。アジアンてのはあまり通常の町には無いのでワタクシもメニューとしてだけど「アジアンはありだよな」とは思っていた。メニューのうちの1品としてね。
ココでやるのを念頭にかなり細部までイメージを煮詰めてた。で、厨房機器とかその他設備もろもろをお店歩き回ったりネットを駆使して調べまくってたのが先月。かなり資金の「ダイエット」はできたつもり。コストダ〜ウン。今日はいくら安くなったぞぉ〜!みたいなノリで(笑)一喜一憂。よって大体このくらいあれば何とかできる、というのは割合しっかりつかめている。物件取得費+コレくらいあれば開業できる、と。でも池ノ上はもう1件あって、ソコはアジアン店と近いのでアジアンはカブるからできない。やるならアレだな、ていうのもある。アジアンはウラメニューでやるしかない。ただココはせまい。
で年明けで物件がどっと出るだろうと思ったのでソコで見極めようと。ココよりいい物件が出れば。もうね、ココまで来ると「コレしかない!」「ココに決定!!」的な物件は期待しない。「ココよりはマシ」という選び方になってくる。頭にある物件よりいいかどうか。何度も書いてるけど特に「居抜き」というのはそういう選び方になってくる。結局出会いモノだから。
でも物件自体は出てはくるんだけど、自分の条件に見合った物件はなかなか出てこない。デカいのばっかりスケルトンばっかり。なのでネットだけに頼らず自分の足で探すコトにした。ネットが全てではない。ネットには情報がアップされてない物件というのはケッコーあるのだ。
ちとふな、喜多見と物件があったけど造作料が高かったりヤケに広すぎたり。喜多見ですげぇ〜広い(ワタクシにとっては)物件が出たんだよ。24.69坪1・2階という。1階あたり12坪ちょいだけど、家賃は広さの割に高くなくリーズナブル。でもやっぱちょと「町」を考えるとこの家賃払ってくのはキツいな、というのがあって最終的にパス。
広すぎるというのも問題なんだよな。普通に店開くだけでも電気代かかるし。冷暖房とかね。もちろん店づくり(内装など)の資金も広いぶんだけかかる。ソレに1人じゃできない。最低3人(厨房1人、1階ホール(兼レジ)担当1人、2階担当1人)は必要になる。てコトはその分の人件費を捻出しないといけない。規模がデカくなるんですな。よって却下。
他に三軒茶屋とシモキタ。三茶の方は駅から少し歩くんだけど茶沢通り沿いにある。ゴリラビルにほど近い。でも3階エレベーター無し。なんだけど「3階」て字で見ると「うっ、、」て思うけど実際階段上がってみると何てコトはない。ただ物件の入り口のドアがなんちゅーか、良く言えば「アート」というか。。元バーなんだけど「音楽好きのオーナーさんが作った音楽バー」みたいな店てあるでしょ。プログレのようなメタルのような素晴らしくアーティスティックな絵がドアに描かれて(苦笑)。まー塗りつぶせばいいんだけど。ココは設備も揃ってるし物件取得費も安いし。でも難点を言えばちょと遠い。保留。リストには残すという感じ。
シモキタの方も三茶物件と似た感じの物件でやっぱり音楽バーなんだけど、ココはよりカフェ寄りの「カフェバー」。一番街商店街の角地の3階もちろんエレベーター無し。立地的には大変よい。階段を上がってく途中、インディーズBANDのフライヤーがバシバシ貼ってある。物件に入ってた店ではアコースティックライブなんかもやってたらしい。音楽方面と密な関係のようである。どうやら物件の近くの古着屋がやってた店らしいがココから手を引いたというコトみたい。
でも「シモキタ」という街を忘れてた。この街は競争率が高いのでココみたいに手頃な掘り出しモノ物件はすぐ決まってしまうのだ。他の町の感覚で考えてるとダメである。気に入ったら即申しこむなりなんなりアクションをおこさないとムズかしい。ムダになるのを覚悟の上でまず手付け金を払うなりしてから考えるとかしないと。まーコレも何度も書いてるけど、シモキタでお店をやるのはよっぽど目立たないと埋もれてしまうのでキビしい。
ようは自分のやりたいコトと街の相性を考えないといけない。シモキタという飲食店がいっぱいある中で自分のお店を選んでもらう、しかも3階となるとソレはよほどソコに行かないと味わえないとか店自体の魅力があるとかの「その店ならではの独自性」がないとムズかしい。
ソコでスキマのスキマを狙うやり方、例えばマニアックな料理をやるという、そういういわゆる「変化球」なやり方も1つある。ソレが自分のやりたいコトとマッチングが良ければいい。やりたいコトをどの程度折り合いがつけられるかとか「制限」が加わってくる。池ノ上物件もそう。様々な制約があるから、自分の中に引出しをたくさん持っとく。そうしておけばたとえ開店してから提供するモノとお客さんのニーズの食い違いがあっても、頭の中の引出しから引っ張り出して臨機応変に対応できる。その「引出し」を豊富にするために長年、ワタクシは時間を費やしててるワケだけど。つづく