ハシノハナシ。
最近「My箸」がブームだとか。外で食事する時に自分の家から持ってきた箸を使う。よって割り箸を使わなくて済む=資源節約、環境にやさしい。そういう発想の流れらしい。
でも割り箸も伐採した木とか、ほっとけばムダになってしまうような端材から作られてるとも聞く。割り箸は現在は主に中国から輸入してるらしい。
かといってMy箸ブームをワタクシは否定するワケではない。たしかに「短絡的」と言えなくもないけど、ようは意識の問題なんだろうから。実際の効果、というよりもそういうコトを意識する・自分はMy箸を使ってなるべく資源を節約する、とアピールする表現する手段なんだととらえれば。
でもそもそもオカシクないだろうか。良く考えて見てほしい。飲食店でなぜ「箸」だけ使い捨てなんだろうか?あとはストローか。ストローはあるけど置いといて(笑)、同じ「口に入れる」ならスプーンもフォークもいっしょだ。ラーメン屋なられんげもある。たぶん忙しい飲食店があって、ソコが手間を省くために割り箸を使ったのが始まりだと思うけど、なぜだか今はどの店も揃いも揃って、基本的には割り箸。「口に入れて汚い・衛生的でない」は理屈に通らない。だったらフォークもスプーンも使い捨てにすればいい。全部使い捨てにすればたしかに店側としてはその分お金はかかるけど、現に弁当屋とかテイクアウトのお店では使い捨てのプラスチックのモノを使ってる。できなくはないワケだ。
だったら単純にその逆で皿もいわゆるカトラリーも洗うんだったら、箸だって洗えばいいとも考えられる。近頃某ファミレスでは「洗い箸」なる持ちこんだ箸を洗ってもらえるサービスも行っているらしい。
My箸を持ちこんで使い終わったら、水で軽くゆすぐなり手拭きやティッシュで軽く拭うだけでもいいらしいよ。