KOTAETEちょーだい!②
ホトンド思いつくまんま聞きたいコトを列挙しただけなんだけど、今主に聞きたいコトと言えば物件契約〜開店までについて。モノの本とか読めば分かるコトもあるけど、ソレはソレで一般的な知識として頭に入れておいて、このお店ではどうだったのか?とくに本には書かれてない細かいコトが知りたい。案外重要だったりするコトが省かれてたりする場合もある。
◎物件を借りる際に資料は用意しておいた方が良いか?
何屋をやるのか分からないだろうから、分かるような資料を用意する。コレだとたぶん△。「何屋をやる」というのは極論あんまり関係ないと思われる。ソコまでは言いすぎだけどソレは二の次で、一番大事なのは「家賃を毎月払ってもらえるか?」という心配ゴトを「あーコレなら大丈夫ね」と安心させてあげるコト。ようは堅実性であり安定性が第一で、そのための収益計算などの資料があった方が良い。ただし大家さんや地場の不動産屋の方がその街に詳しいに決まってるので、こんなに儲からないだろとかツッコまれる可能性も大いにある。なので「こんなに低く見積もっていますが、しっかり家賃は払えます」というパターンの計算も必要。
◎物件契約後、開店に向けてまず何からやればいいか?
案外コレをズバリ書いてる本が無い。もうそんなコトは常識レベルだからあえてズバリ書いてないよにも思えるが、コレから新規でやろうとしてるまったくのシロウトにとっては意外に分からない。コレは何はともあれ保健所に赴き「飲食店やりたいんですけど」と告げる。物件を契約していたら、物件の図面を持ってアドバイスを受ける。何かをやる前にまずはソレから。仮に何か始めてから保健所に赴いたとして、後からツッコまれる可能性も無くは無い。順番があるのだ。ちなみにお役所関係の手続きは3ヶ所(保健所・税務署・消防署(コレは造作を作る業者がしてくれる場合もある))ある。
◎ガス・水道・電気・空調などの設備費はいくらぐらいかかるのか?
コレはワタクシは以前見積もってもらったり、本にも書いてはあるコトなので知ってはいるが、一応「この店の場合」を聞きたい。ただコレについてはハッキリした数字は出なかったが、たぶん一般的な数字だろう。お店を作り上げるのに最終的にかかった数字は答えてくれたので、ソコから察するに。
あと借金はなるべくしない方がいいとのコト。新規事業のみ借りられる融資制度とか、その時その時でしか借りられないお金てのはたしかにある。けど借金は借金である。借りたら利息分返さなければならない。たとえ少額だとしても、思った以上に精神的な負担が大きいらしい。その点からもワタクシは、業者に頼まざるをえない部分は業者に頼むが、自分でできるトコロはなるべく自分でやるつもりだ。
◎商店街の組合に加入しているか?
ワタクシが出店を検討してる立地の1つに商店街がある。商店街だと組合の会合だとか何かとそっちに時間をとられるよ、という話を以前に聞いてたので、1人でお店をやろうとしてる身としてはソコが一番気がかりであった。まぁでもその辺は「機械的」ではなくあくまで人と人のつながりなので、ソレゾレのお店の事情をかんがみて加入しなくてもよかったりするよう。ワタクシなんかとくに1人でやろうとしてるから、活動に時間は割けないだろうというその辺の事情も察してはくれるだろう。しかし商店街というのは基本的には後継者不足。若い人たちに加入してもらいたい、という内情もなくはないらしい。