目立つ店と目立たない店。
今日、下北をプラついてたら「あ、ココお店だったのか」てな状況があった。下北に来て前を通れば必ず目に入ってるはずなんだが、別に気にもならず辺りの風景と同化した建物。いや、建物というより「洞窟」のような感じなのだが、今日はたまたま入り口の扉が開いていて、中に人がケッコー居たので「店」と気付いたのだ。
下北のように店が乱立してる街では、風景と馴染んでしまって店の存在が目立たなくなる可能性が出てくる。ただソレは逆に「知る人ぞ知る」的な店になって、ソレはソレで1つのやり方だとは思う。
そして下北という街は、どんなにマニアックでアングラで個性的な店でも存在が許される、成り立つようなトコロがある。ある一部の人たちが熱狂的な店の常連となる。こー書いていて、かつて「下北沢」という街自体がそんな存在だったのカモ、、なんてコトも思う。
一方郊外のロードサイド(道路沿い)に駐車場を完備した大型喫茶店なんてのがある。駐車場の関係上、なかなか東京には存在しないが、最近コメダが神奈川に進出してきて、繁盛してるらしい。というのは、そーいうトコロはまずまわりに何もない。目立ち度1000%。するとその店自体が「アミューズメントパーク(娯楽施設)」になるのだ。ファミリーから、老若男女、車で遠方から、道中の途中でなどなど。
じゃー下北はというと、「下北」という街自体がアミューズメントパークなので、1つ1つの店は下北というアミューズメントパークの1「アトラクション」なのである。
☆今、読んでる本☆
『決断力』 羽生善治著