店舗起業支援塾⑧のつづき。
教えてもらった「おもろい店」というのが中目黒にある「村上製作所」。
http://www.kanshin.com/?mode=keyword&id=73918
何とココは飲みや!全く宣伝をしてないらしくこの店のホムぺがないので、紹介している方のサイトをば。外観はモロ製作所or工務店。アルミサッシのガラス戸に「村上製作所」て書いてある紙っぺらが貼ってあるだけで、看板無し。中に入ると、よく工事現場なんかで足場組んである鉄パイプ&ベニヤ板でテーブルを作っていたり、現場で見かける青いビニールシートが貼られてたり、、。始め「村田製作所」で検索してたので、アレ〜?とか思いながら、「中目黒」「居酒屋」などキーワード追加したら村「上」だったね。でも検索してみれば分かるけど、まっとうな「村上製作所」も多いのよ当たり前だけど。なんか地元の人も「怪しい」とか思いながら入れずみたいな。そのとなりにも「豚鍋研究室」だとか、他にも恵比寿だったりココのオーナーさんのお店はヘンテコな店名ばかり。こーいうノリは大好き。興味のある方は行ってみて。ちなみに日曜はお休みらしいです。
で、メニューについて教えてもらったコトは、先生がサッポロビールの方で「居酒屋メニュー」についてが主なんだけど、始めに書いてある一品は値段が安いというコト。コレはいきなり高いのが書かれてあったらお客さんは「高いなー」て思っちゃう。だから高いのは、ソコココに混ぜ込むと。散りばめるワケ。で店名を冠してるメニューは一番トップに書かれ、しかも自信を持って提供するので高いと。で値段幅は下が¥500なら、上は高くても¥750ぐらいにすると。値段幅をせまくすれば「大体¥500前後」みたいな印象を与える。
あと写真がふんだんにコレでもか〜!とメニュー表にのってるのは、大手チェーンのような「機能店」と言われるお店。「機能店」というのは、料理目的ではなく、みんなでワイワイ飲みたい騒ぎたいのが目的で選ばれるお店。だから料理の注文をする時も料理名をいちいち言わず、写真を指差し「コレとコレ、、」みたいなオーダーの仕方になり、結局何を食べたか覚えてない。一方「目的店」というのがあって、「目的店」は料理や何かその店に行く目的があって、ワザワザ足を運ぶお店。そーいうお店のメニュー表は、大手チェーンのような大量機械印刷系ではなく手書き。別にどっちが良くないてワケじゃなく、目的に応じて、ワイワイ騒ぐのが目的ならリーズナブルなお店、じっくり談笑とかまったりしたいとかの時は、個人店とか選べばいいんじゃないかと。
↑の村上製作所じゃないけど、飲食店というのはハードではなくソフトを大切にするべきだ、という考えを持つコト。コレが工務店で工事現場でてだけで出てくる料理が普通なら、何回かはモノ珍しく巡礼しに行くんだろうけど、お友達一巡したらソレでおしまいなワケ。なんだ料理は普通だったナーみたいな。まぁ村上製作所くらいインパクトあればお店も続くのカモしれないけど。だから宣伝しちゃうとインパクトもあっというまに薄まっちゃうだろからしないんだろーな。TVで頻繁に流されると陳腐になるでしょー。そーいうコトだね。
ただこーいうコトて内部の人たちは分かりにくいコトなんだろーな。そのさじ加減がね。今のままがいいのか、もちょっと露出したほうがいいのかとか。外の人間はよく分かるんだけど。まぁでも今の世の中こーいうブログとかですぐ情報流出するから、宣伝しないくらいで、100%口コミだよりくらいで丁度良いのカモしれない。
まーでも、まず大手はマネしないだろし(笑)、コレが本道にも成り得ないだろから、オリジナリティだよね。だから勇気なんだよな。こーいうのが受けるだろう、分かってくれる人が少しでもいるんじゃないか、ていう。「綿密に計画」てより「勢い100%!」みたいな感じでしょー。ココまでやらかしちゃいましたー、みたいな。いかにも¥かかってないしね。衝動+ちょっとの決断。パンキッシュですな。