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すげぇえええーー!!ついにランボルギーニがカウンタック出してきたぁあああ!!

www.fujisan.co.jp

ワタクシは事前に何も知らなかったのだけど、基本的に毎月26日がクルマ関係の雑誌発売日なので、26日に本屋に行き、棚にささってる月刊誌『GENROQ』今月号を手にとって見たら表紙が、、、

スゲェェェェーーー!!!

と思わず口から漏れてしまった。もう一瞥しただけで我が目ん玉が「カウンタック」と認識し、その後表紙に書いてある『ランボルギーニ カウンタック LPI800-4』という文字が目に入り、ソコで確信した。

www.as-web.jp

はぁぁーココでカウンタック出してきたかあーー、、!

ちなみに「クンタッチ」が正しい読みだそう。ピエモンテ訛りのイタリア語でまさに「スゲェェェーー!!」=クンタッチ!!だそうで、ワタクシの第一声もそのまんまソレだった。だがココ日本ではカウンタックは他ならぬ「カウンタック」だ。ある意味クルマそのもの以上の意味が込められている。

ランボルギーニカウンタック」と言えば、幼少の頃ワタクシら世代にとっては憧れのマナザシで見てたスーパーカーで、中でも『ウルフ・カウンタック』と呼ばれるLP500Sが当時のランボルギーニ最強のスーパーカーだった。

www.webcg.net

リトラクタブルヘッドライト、跳ね上がる正真正銘のシザースドア、でっかいリアウィングに平べっちゃ~いウェッジシェイプボディ。ワタクシのデザインセンスは目の前に颯爽と現れたカウンタックによって決められてしまった。そのくらい鮮烈な原体験だった。

当時はこのカウンタックフェラーリ512BB(ベルリネッタ・ボクサー)がスーパーカー界の双璧で、ランボルギー二派かフェラーリ派に分かれたのだけど、ワタクシは圧倒的にランボルギーニ派。とはいえ512BBも「ベルリネッタ・ボクサー」とかいまだにどういう意味か分からない言葉をソラで言えるくらいに(笑)嫌いではないが。ちなみに今「ベルリネッタ・ボクサー」の意味を調べてみたが「水平対向エンジン」のコトだそう。でも実際は512BBは水平対向では180度V型だったってどっちでもいいけど!笑

当時使ってた湯飲み茶碗もカウンタックがプリントされたモノでお気に入りだった。スーパーカーブームの端っこになんとか間に合った子供の頃のワタクシをワシヅカミにしたクルマが、現代ナイズドされての復刻(ただし限定112台。おそらくすでに完売でしょう)。

デザインをつぶさに見てみると、まずはリトラクタブルではないライトが目に入る。あれイコールカウンタック、という人も多数いるだろうけど、繰り返しになるがワタクシは雑誌の表紙がパっと目に入っただけで「カウンタック!」と認識したので、ワタクシはリトラクタブルじゃなくてもいい派だ。空力的に車高を低くしてるからアレによってライトの高さを解決してる云々はあるけども、当時の流行りで、別に無くてもいいクルマにさえ付けてたくらい外車国産車問わず当時は溢れかえってたので、今やられたら逆に古臭さを感じてしまう。が、カウンタックぐらいはあえてやっても許されるとは思うけど笑。でももうアヴェンタドール、もっと前のディアブロとかからリトラクタブルではないのだから、目が慣れてしまってるので全然問題無い。むしろリトラクタブルではないのに不自然ではない絶妙(位置といい面積といい)感がある。

次に目に付くのはでっかいドアのエアスクープ(エアダムとも言う。ガンダム的にはエアインテーク。空気取り入れ口)だ。ココから外気をエンジンに取り入れている。コレはまさにカウンタックのドアデザインの象徴的とも言える意匠だ。ただしかなりデカい。コレは最近のフェラーリ488もデカいので流行りもあるのカモしれないけど、もちろん機能的でもあるだろう。ただちょっと大袈裟で、ともすれば下品とも言える。でもまぁいいでしょう。

あとこのドアのエアスクープの上のもう1つのスクープ、Aピラー→ガラス面→このスクープへとつづくなだらか&なめらかな連続面がカウンタック(LP500)のプロトタイプを想起させる。

genroq.jp

こちらもシンプルかつ流麗な面構成&ラインで、今でもため息が出てしまう。このプロトタイプは試作車でもあって、市販車にあるドアのエアスクープは無いがカッコいいし、LP400、LP500と量産されて多少デコラティブになっても、ソレはソレで機能として必要であるからこそのカッコよさがある。

新しいカウンタック、LPI800-4を後方から見たスリークな曲面の感じがこのプロトタイプと重なる。そしてウラカンも同様カウンタックらしさを感じさせる角度だ。

リアはやっぱりコレもやや大袈裟なディフューザーが下品ではあるが(ちゃんと機能的なモノだと理解する)カウンタックらしさを残してる。できればリアウィングが立ち上がった状態が見たい。形的にはウルフ・カウンタック(LP500S)そのものという感じだ。

上から見るとルーフ→エンジンフードが連続してブラックアウトされてるが、できればルーフはボディ色と同じがよかったなと思う。でもガラス面だからしょうがない。ガラスというかポリカーボネートなのかな。

車内は昔のカウンタックのソレと全く違い、現行車のようなデザイン。ワタクシにとっては外観ほどの衝撃は無い。「まぁ、いつものやつね」という感じだ。

デザインについてはこんな感じだろうか。復刻といえどちゃんと現代のテクノロジーとデザイン話法に則って、絶妙なバランスに落とし込まれ、過去と現代が良い割合で融合している。過去に人気のあったモノをリファインするというのは、ある種一人歩きしてる部分もあり、好きな人一人ひとりに思いいれもあるからとてもムズかしいはずだが、その高い期待値は十分クリアしてると思う。

記事には書かれてないけど、雑誌によるとシアンがベースのよう。V12+スーパーキャパシタによるハイブリッドで800馬力超。カウンタックが375馬力らしいから2倍以上だ。

このカウンタックと同じタイミングでアヴェンタドールも最終バージョン「ウルティメ」を出して、いよいよ次期型にモデルチェンジて感じなんでしょうな。ソレでおそらく全面的にEVにシフトしてしまうんだろうか。 

あとワタクシの好きなブラボー復刻してくれないかな。次期ウラカンでもベースにして、、。