『僕が考えた!新機体』に投稿した機体について。
katakotocafe.hatenablog.comしかしバズってるなあ~、うどんパン。「バズってる」なんてはじめて使ったよ笑。うどんパンについてブログに書いたら、アクセスが普段の3~4倍だよアベレージが。だからうどんパン人気に便乗して(笑)俺ガンダムのコトでも書くか、というワケなんだけども、あいにく天気がよくなくてUPしたい写真が撮れない。なので過去作の説明でも。
以前に書いたガンダムエースの企画『僕が考えた!新機体』。締め切りが10月11日だったんだけど、9月はじめから初めて締め切り日まで丸々かかった。で、その後引き続き自主的にWR形態も作ってた。ツイッターではUPしたけどね。ソレが10月末までで、11月入ってから新しいのをやりだして、ソレが最近出来上がった。その絵の写真撮りたかったんだけどね。まぁソレはまたの機会。
絵は投稿した22(ダブルニー)ガンダムなんだけど、22=ZZというワケで、字が似てるでしょ?てだけのコト笑。名前は前から考えてていつか使えないかな、と思ってたのを今回いい機会だから使ってみたと。
デザインは俺ガンダム(オリジナルガンダム=オリガンとも呼称される)をベースにZZ風にアレンジしてる。ZZは装備がデコレーション的に多くてゴテゴテしてるので、肩アーマーや主翼になるシールドとかデカいバックパックおよびキャノン(ハイパービームサーベル)なんかをつければ、ソレなりにZZになる。
側面を見て分かるように、ニークラッシャーがZZのソレよりやけに長い笑。コレは当初のイメージで「これくらいかな?」と思って描いたのだけど、じつは長かったという。でも直さずこのまま進めてたら、結果的に名前の「ダブルニー」と意味が合ってきたのに気づいて「ちょうどいいや!」と笑。デザインしてるとこういう「ちょうどいいや!」という偶然がケッコーある。パっと見ZZとソレほど変わらん感じに見えるだろうけど、実はパーツパーツ全然ちがう。
2機合体なので後ろがごちゃついて重そうに見えるのはしょうがない。もっとイラスト風に描けばシュっとした感じにも描けなくもないんだろうけど、ワタクシは一応模型的に実現可能かどうか検証しながら1ヶ1ヶ形を決めてるので、「実際プラモデルを作ったとして」のリアルな体積はこんなもんだと思う。
一応144分の1のスケールで描いている。12.5cmなので頭頂高18mていう計算。もう10%大きくしても(→19.8m)いいカモしれない。まぁ設定上は20.19mとしとこう笑。
こいつは22ガンダムの下半身に変形する2(ニー)ガンダム。2=Zてコトでゼータガンダム風にデザイン。脚はZZなのでZとZZの合いの子みたいなモンだね。脚を割ったのは、ちょうどこの頃ペーネロペーが発売されるとかナントカで賑わってたので、モチーフとしてペーネロペーを意識してる笑。気持ちドラゴン風。
上半身ももちろんZそのままではなく、オリガンをそのまま持ってきて、腕や肩をZ風にデザインした。こいつもパっと見Zとそんなに変わりないように見えるけど、ソレはワタクシがそういう風にデザインしてるのであって笑、ぜんぜんちがう。とくに変形はまったくちがう。
コレが2ガンダムのWR形態。上面からのを見れば分かるように腕が露出してる。でも少し内側に収納してはいるんだけど、本家のZのようにお腹の中に納まるようにはしていない。ワタクシは胸とコクピット部がせり上がって、何でもかんでもお腹の中に納める変形方法が嫌いだ(笑)。通称「魚の開き状態」と勝手に読んでいる。頭も沈んで、しかも股が割れて太もも開いた中に収めようという、なんでソコまでフクザツなコトしてまで変形させなければならんのだ!という憤りがある(笑)。ワタクシのなかには「できれば変形はシンプルにしたい」というのがある。シンプルで、なおかつ意外性があるとなおのコト良い。変形方法はいくらでも複雑にするコトはできる。
余談だが、だからZて実は(とくに上半身)板状のモノで箱を形成しているのだと気づく。箱の各面に頭が付き、肩(腕)が付き、してるだけである。わき腹なんかたんに見た目の問題だけで、何の意味も無い笑。だからワタクシのガンダム系変形MSはわき腹は排除したデザインにしてる。見慣れないと細くて頼りなく見えるが、見慣れればどうてコトない。かといって別にソレに固執してるワケでもないが。まぁWR形態をシュっとさせたいから、アレだけなんでもカンでもお腹の中に収めるのだ。ソレは今回デザインしててよくわかった。
自分でオリジナルでもなんでもデザインしてると「アレはどうしてこういうデザインにしたのか?」の、正解ではないカモしれないが、自分なりに答えに気づく場合がある。「だからこういう風にデザインしたのか!」「もうこういうデザインにせざるをえなかったんだ」とか。
長くなって申し訳ないが、たとえばZの脚は、股から割れて開く。いわゆる開脚状態になるワケだ。アレはワタクシの2ガンダムではやらなかった。意味が分からないし、複雑にしたくなかったから。でも2ガンダムのデザインが終わり、WR形態のデザインに取りかかって気づいた。WRの上にうまくMSを載せられないのである。いわゆるZのWRに乗った(載った)百式。アレをやりたかったのだけど、脚が開いてないとできないのだ。脚が開いた、その間に百式の体が収まるコトによってあのカッコいいライドオン状態になるのである。だからおそらく「Zが百式と共に大気圏突入して」というシナリオが先にありきで、その上でのZのデザイン、という順番なのではないか?と思うのだ。そういうデザインの「意味」が、正解ではないカモしれないけど自分なりに気づくのである。そういうのは実際に自分でやってみないと気づかない。コトが多い。
ついZの変形について長く書いてしまった。コレは22ガンダムの上半身に変形する20(ニーレイ)ガンダム。名前は22-2=20。安直に引き算からだ笑。
もちろんコレもオリガンの変形に準じてるのだけど、ZZのバックパックはゴツいので、脚にしやすいからうってつけだと思った。やってるうちに「キャノン風にしたほうが面白いな」と思い、どんどんそちら寄りにしていった。ZZのキャノンはバックパックについてるが、ソレだとMSに変形した時に背中がさみしいので、キャノンは背中につけるようにした。合体時はちょうつがいで開いて、その開いた間に脚が納まる。太ももはエルガイムのB級HMアローンの肩のイメージなんだけども、合体する際に、この太ももとキャノンの基部(ターレット)が同一ライン上(同軸上)に揃うとカッコいいなと。こういうアイデアは、もちろんはじめから意図してやってる場合もあるけど、初めから意図していなくて、その場その場の思いつきでやってる場合も多い。この場合は後者。絵に、形になってくると具体化されるからかアイデアが湧いてくる。そういう発見は自分だけの宝を見つけたようで楽しい。
なんだか描いてて不思議なバランスだな~と。きゃしゃなんだけどキャノン。ガンキャノン・ディテクターもそんな感じだ、と気づいた。アレもメタスの変形機構を流用しつつもキャノン。だからそういうディテクター方向もありだなと、デザインの終盤に思いついた。今回はいくつか派生機も思いついたので、おいおい描こうかなと思っている。今は別のやってるけど笑。