過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
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 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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アイの歌を唄おう。前編

例のごとく順番は途中で分からなくなったので(笑)、順不同(中盤があやふや。始めと終わりの方は合ってる)の演奏リストをば。
青い月の輝く夜,WINDOW,Hello Hello,まばたき,バースディキャンドル,虹の庭,祈りのレシピ,まんまる,SHOOTING STAR,ホクロ,スイマー(新曲),プラズマ,LDK,アオの空,Wonderful Life,ORANGE,Family Tree,(アンコール)アドバイス,街を歩こう,(ダブルアンコール)サルの歌

いつもだと人の頭で視界を遮られて、良くて上半身、だいたい基本は顔のみ見えるという感じなんだけど、この日はいつもより一列ぐらい前というコトもあり、いずみさんの足下以外見える!全身がおがめた!そういえばこんな機会もなかなかないよなぁ〜なんて見ながら思う。コレが噂のホットパンツかなんかを中にはいてるミニスカ風?&ニーハイのイデタチかぁー。そして絶対領域!わお!なんかガールズロックバンドみたいな感じだよな〜。
1発目が青い月(久しぶり)と次がWINDOW。イントロクイズだと一瞬どっちだか分からない。どっちももちろん好き(言わずもがな)。ワタクシはWINDOWの出だしが好きなので、聴きながら「ああ、この旋律は、、!」とゾクゾク。あのなんかエジプトの砂漠とソコに佇む異邦人みたいな旋律とアンニュイでゆったりした曲調と。
次はいつものようにハローハロー。少しホっとする。ああいずみさんのライブにきた、という感じになる。まばたきはココ最近頭の中で流れてたので聴けて良かった。この曲も好きなんだな〜、伸びやかで。
そしてバースディキャンドル。一番聴きたかったカモしんない。しかしあらためていずみさんがこんな歌唄えるようになったんだなぁと今書いてて思う。すごく優しく丁寧に唄ってる。慈しむようなあたたかい歌声。歌が終わってもしばらく余韻を味わっていたい。
いずみさんの3拍子の曲は絶品だなと思う。後で出てくるLDKもそうだし、他にも菜の花とか祈りのレシピとかあるけど、こう日本人をくすぐるんだよな、3拍子て。懐かしさみたいなフレーバーが香る感じがする。
虹の庭。コレは前回聴きたかったんだけど今回聴けた。この歌て『ヘヴン』だよね、よく考えてみると。歌詞がさ。もちろんこっちが先だけど。もしかしたら川上嬢はいずみさんファンなんじゃねぇか?ぐらい(笑)。思いきって微笑んで〜だからね。あとで考えてみて驚いたよ。何この符合?!みたいな。
コレも久しぶりだな〜なんて思いながら聴いてたんだけど、どうやらいずみさんも久しぶりだったらしく歌詞がトブ、、、でも今回は丸々フキトバなかったようですぐ復帰。そう、間違いは誰にもあるワケだから!間違えてもすぐフォローできればいい、な〜んて。でも後々ベースの隅倉さんにおこらえるコトになる(笑)。
祈りのレシピは、ギターのワタルさんが結婚されたので今回は「はなむけ」としてという意味合いが込められた。
まんまるは2度目だけどやっと8割ガタ聞き取れたような気がする。全体的に「かるい諦念」が支配してるような感じ。歌の中の主人公というべき人の心情のベースとしてね。生きてれば良いコトばかりじゃなくいろいろ大変なコトもあるけど、でもこのまんまるの中でガンバっていこう、ていうね。そうしてればいつかどこかで待ってる人に出会えるカモしれない、ていう希望も唄われて。かるい諦念が前提として、ソレでも淡い希望を持ちつづけているという。
だってこの星てのは1つしか無いんだモンね。人は60億以上いるけどさ。どの人にも合うような、おあつらえ向きな場所ではないワケだよ。オーダーメイドじゃないんだし。どうしても「居心地の悪さ」「合わなさ」を感じるのなら、何とか自分で、座りごこち良くソファのクッションを直したり、寝心地良くするために布団を手でぱんぱんやりながら形づくるように、何とか自分で「居心地良い」場所にしてく必要が生じる、てね。そんなコトを考えた。
SHOOTING STARはこの歌を聴くと、毎度「聖子ちゃん」みたいな、ぶりぶりのアイドルみたいなかわいこちゃんが脳内で唄う。いつも「可愛らしいな〜」と思いながら聴いてる。
今回は新曲を披露してくれた。スイマーという。英語表記かな?毎回5曲は新曲を披露したいという気があるらしいので今後に期待するコトにして(笑)、歌としては「おかん+歌手」という二足のわらじ(いや「1人の女性」としても「妻」としてもあるだろうから両手にもわらじ?:笑)という「今のいずみさんの歌」という歌詞だと解釈。おかんと歌手との忙しい日常を泳ぐ、という意味があるのカモしれない。おぼれないように流されないように自分をコントロールして自ら泳ぐ、というのもあるかな。いずみさんが日々闘ってるという「睡魔」にもカカってるのカモ(笑)。曲調は出だしと終わりがマイケルのABCとかI WANT YOU BACKみたいな感じで、ノリがいいのでライブ向きだと思った。コレからライブで磨きがかかってくんだろうな。格闘技とかと同じように曲て実戦で育ってくモンだと思うんだよね。
ベースとドラムがハケてイスに座ってワタルさんといずみさんで2丁ギターで「何やるのか?」と思ってたら、まるでロドリゴ・イ・ガブリエーラのような感じで「おおカッコいいー!」と。「でもこの歌何?」。なんか聴いたコトがあるような無いような、、。でもカッコいいと思いながら聴いてたら「プラズマみたいに、、」ああープラズマ!と(笑)なんかこの曲は毎回そんなコト思ってる。覚えないな〜。記憶力悪い。でもだからこそ毎回新鮮だな〜。シビれるな〜。アコギでコレだけカッコいい。
LDKも毎度いい。いずみさんは日常の風景と心象風景を切り取って重ね合わせて、というのがホントに上手い。天下一品だと思う。ハローハローはその極致みたいな歌だけど、風景の切り取り方に秀でたトコロがあるんだよなぁ。やっぱり写真的なんだな。一見なんでもないんだけど、ソレが曲にのっていずみさんの歌声で唄うと極上、みたいな。
アオの空。コレとプラズマをCD(音源)収録してくんないかなあ〜。
Wonderful Life。ワタクシは「コレ以降」みたいな認識なんだけど、まばたきにしろまんまるにしろ最近の歌は、なんかシンプルになったような気がする。歳を重ねてくと考え方がシンプルになるからかな。言葉としてはシンプルなんだけど、言葉の深みが違うて感じだろうね。
そして今回1番驚いたのがORANGE。いつもとちょっとアレンジが違ったのかな?コレが流れてくるとちょと身構える感じになる。「お、シャラララ攻撃、、」と。でも今回は違った!シャラララ攻撃は無かった!ソレより気づいたらまわりでリズムに合わせてみんなウオウオ言ってるんだよ。笑ったね〜。だって自然発生的にだぜ!この曲でメンバー紹介をしてたら、ワタルさんのソロギターでみんな盛りあがる盛りあがる!ワタルさんはアンプに片足のせて男弾き!男のバンドみたいな、野郎ノリで腕突き上げたり。「な〜んだみんなやればできるんじゃん!」とか思ってしまった。お客さんみんないい加減いいオヤジなのに(失礼)。ワタクシも年甲斐もなくハシャギまくる。
いずみさんは真正面にいるのだけど、ワタクシは照れくさくて唄ってる顔をマトモには見れない。でも時々横の人たちに向けて唄ってる時のいずみさんの横顔を見ると「唄うの楽しい〜」て感じで、スンゴイいい顔して唄ってる。一瞬「ヨシモさんもドラさんもこうだったよな」と思う。そして「いずみさんもこういう顔して唄うようになったんだ」と。
いずみさんはヨシモさんやドラさんとは違うカテゴリーに自分の中では分類されてたのに、同じカテゴリーに入ってきたコトに驚く。そのコトが嬉しい。ベリーボタンから「こっちに近づいてきた」「距離が縮まった」という思いはあったけど、今日はおんなじ顔して唄ってる。やっぱり歌を唄う人はまず自分自身が唄うコトを楽しんでないと。その顔を見て観てるこっち側も楽しくなる。またはそういう顔が見たい。そうすると唄う人もノってくる。そういう幸せな好循環だ。
こんだけ盛りあがってとりあえずおしまい!でもいいのに(いいのにて何だ:笑)ラストは隅倉さんいわく「聴かせる系」でファミリーツリー。
アンコールのアドバイスはアコギ仕立て。街を歩こうが最後てのは一時期よくやってたような気もするけどこの歌も久しぶり。今回のサルの歌はワタルさんのピアニカ(鍵盤ハーモニカ)が加わった。つづく