ダイヤモンドみたいに輝いた夜。その2
つづきね。4曲目の『まばたき』。だいたいライブだと4曲目なのかな、この曲は。この荘厳な曲に包まれよう、浸ろうという感じでダマって聴いてようかと思ったけど、いっしょに歌ってみたらその方がいずみさんと波長が合うような気がする。ただ聴いてるだけよりも、歌う人の口の動きに合わせていっしょになって声を出して歌った方が、歌ってる人の気持ちがわかるような、周波数が合わせられるような感じ。曲によるのカモしれないけど、この歌はいっしょに歌った方がいいかな。
で、次は『ピストル』だよな。だんだん曲順がアヤフヤになってくんだけど(笑)コレはなんかやってほしいな、と急に思って。したらやってくれたて感じだね。
こっから順不同。『My Little Jealous』。コレは少女マンガチックというかね、チッチとサリーみたいなね。自分の中の乙女ゴコロをキュンキュン刺激するような(笑)。まぁいずみさんの曲でも、ある一方の極にある曲て感じだろうか。しかし『プラズマ』みたいなROCK!なのからこういうのまで、ホンっト幅広いよねぇ〜。幅広くなったよ。この曲が昔のアルバムの曲にラインナップとして並ぶかというと、並ばないモンねーおそらく。
『ゼッケン5』。今回はなんか1つの芸術作品を観てるようなアレンジだったなぁー。コレはどう例えたら、表現したらいいんだろう、て思いながら聴いてたけど。なんか色に例えると紫なのよ(笑)。内面のドロドロした、混沌としたマグマみたいなのがうごめいてて。ウミウシみたいな(笑)。グロテスクでサイケデリックで。無意識層よりもっと奥にある、まだ感情にも成りきれてないようなモノ。皮をひんむいてそういう内面を暴き出してる感じ。音楽てそういう表現もできるよね、てコトだよね。ホント、1つの絵画を観たぐらいのパワーがあったな。
たぶんこのへんでMCとかあったんだよ。今月はいずみさんはライブ強化月間で、1日からホトンド毎週ライブていう状態で、大阪行ったり名古屋行ったり松阪行ったり。で、1日はワタクシは行ってないけど大阪でライブがあって。世はGWの真っ最中。予定が告知された時「チャレンジャーやなぁ〜!」て思ったよ。正面突破を狙って撃沈ですよ、てね(笑)。いや撃沈はしなかったと思うけど、機材車は東京から15時間かかったらしいよ。7時間経過で浜名湖つったっけ?もうウンザリだろうな、その後の運転は。コレは過酷だろ。ホントご苦労様でしたと言いたい。ちなみにいずみさんはご実家にてお泊りでギターのワタルさんはグリーン車でゴクラク移動。笑っちゃいけないけどオカシイ。
で、大阪は2DAYSだったので、いずみさんのご実家にてみんなして泊まったんだと。その際、ワタルさんはいずみさんがちょうど思春期を過ごした部屋を見て、いずみさんがオールナイトニッポンをやってた時のテープとか掲載されてる雑誌とかしっかり残されてるのを見たらしい。雑誌の見出しに「橘いずみがスカートを履いた『理由』」(by音楽と人1995年3月号より)とか。持ってるよ!持ってる!足元にあるので引っ張り出してみると、スゴイよ、背表紙が。「『怪物』になった橘いずみ」!怪物!わはは!某嵐のメンバーじゃないんだから(笑)。
でもね、当時はこの見出しで「おおー、橘いずみがスカート履いた?!ホント??ウソー?!」てなったワケですよ。で、雑誌も買うヤツ(ワタクシとか)もいたワケで、ソレだけインパクトがあるてコトであって。その話が出た時「いやぁ履いてたよ〜普通に」みたいなね(笑)。ドッチラケですよ。みんなココロん中でコケテたね。見えたモン。そんな「あの試合はガチ(セメント、シュートでも可)じゃなくてぇ〜」みたいな、10何年前のプロレスの試合話みたいに言わないでぇ〜〜(笑)。こっちはその話にノっかってるんだからぁーみたいな。ククク。まーでもオモロイ、オモロイよ。他にもショータ嬢とのボキバタン話のとか持ってるよ。SPAの表紙だけ切り取ってるのもあるし。
つづく