ダイヤモンドみたいに輝いた夜。その３

ソレからロックンロールニューズメーカーの『甘いセイカク』とかも、全部じゃないけどスクラップしてるのもあるし。と、怪物呼ばわりのいずみさんですが（笑）、でもねぇ〜お父さまとケンカして仲直りしてないてのは良くないですねぇー。まぁお母さまかお父さまかどちらがやってくれたモノかは分からないけど、そうやってちゃんと、親からすれば娘がラジオなり雑誌なりに出てるモノを残してるワケだよねー。話聞きながら「愛されてるんだなぁー」と思ったけど。
朝カレーでお父さまが「カレー奉行」したのも、せっかくのこういう機会だからていうコトで、日頃娘がお世話になってる方々に何か役に立ちたいと思っての行動だと思うんだよね、話聞いてると。悪気は無いワケだよ。でもその気遣いが間違ってるというかね（笑）。ソレはたしかにあるカモしんないけどさ、方向的に。でもみんなには伝わってると思うんだよね。カレーにマクが張ってもさ（笑）。悪気は無い、と。何かしてあげたかったんだろうなとは思うよ。普段できないからね。ソコは汲み取ってあげた方がいいよね。なんか親目線のモノ言いなんだけどさ（笑）。
大きなおせっかいでお世話だなあ。でも娘としての反応もソレはソレで正しいような気もするし。そういうトコロあるよねーとかさ。聞いた話だけからだとお父さまは気持ちを伝えるのが不器用な人なのかと思ってしまうけど、表現としては間違ってるカモしれないけど、悪気は無いんだから。
ま、余計なおせっかいだな。ただ男の親の心情てのはあるよね、あるんだろうね、てコトで。なかなかいずみさんのご両親の、特にお父さまの話とかあまり聞かない（聞いた記憶がない）からさ、つい少ない情報でいろいろ想像してしまった、と。
で、曲に戻るけど、懐かしいのもかなりやってくれたよなぁー。『真空パック嬢』『アマリリス』『愛してる』『こぼれおちるもの』『ＧＯＬＤ』だぜっっ！ライブじゃ聴けないんじゃないか、やらないんじゃないかてのをさ。『十字架とコイン』から買ってるワタクシとしては、やっぱあの時期の曲をやってくれるとテンション上がるわ〜！
『こぼれおちるもの』ならあのアルバムのジャケット写真とか、収録されてる歌が想い出されるし。『アマリリス』『ＧＯＬＤ』もそうだな。『愛してる』だと『灰とダイヤモンド』の、あのいなくなっちゃうのを想い出すし。『真空パック嬢』はＰＶも思い浮かぶけど（コレも保存してるけどな。どっかにあるよ。ビデオだから見れなくなってるかな？）、やっぱ『真空パック症』を観に行った記憶、ラストの両腕突き上げて『真空パック嬢』を歌ってるウネウネ髪のいずみさんを想い出すなぁ。画面には映ってない（たしか次の日だっけか？）けどハイタッチしたしな。おーい、さるまた君！とか、土佐日記とか。道草のみっちゃんねー。なつかしぃ〜なぁ〜。みっちゃん結婚したのかなぁー（笑）。『ＡＮＳＷＥＲ』もやってくんないかなぁ〜。もしくは音源化してもらって。名曲だもんなぁ、、。
書きながらついついタイムスリップしたけど、やっぱ分かりやすいよねあのノリは。ソレまではそういうノリノリ系ではない曲が続いたから余計にね。あそこからまたギヤが入ったよなー。
昔の歌をライブで聴くと、脳に刻まれたシワが開いて、ＣＤに収録されてるその当時のいずみさんの声と、目の前で歌ってるいずみさんの声がいっしょになって鳴り響くんだよな。脳内でさ、ユニゾンになるんだよ。で、すでに癒えたはずの、もうなくなったはずの傷なんかも想い出してさ。ソコをまたこじ開けられるようなね。だから人によっては「痛い」カモしれない。でも傷があったねぇーていう懐かしさも感じるんだよな。へんな愛着というかさ、いとおしむというか。まぁソレが時の流れで生きてるてコトであって、ソレが自分の生きてきた証でもあるワケでね。歌てそういうスイッチでもあるよな。
そういう意味ではフラカンのカバー『深夜高速』もいずみさんにとっては「同じ傷を持つ同志」みたいなトコロがあるんだろうな。現にそんなコトも言ってたけど。今現在もあるのかは分からないけど、同じ傷が疼くよ、というね。
フラカンとはまたちがう感触があったな。何て言うんだろうなー、、？男と女の違いはあるのかな。男の場合はもっと体液まみれ（笑）というか。顔グシャグシャにしてね。泥にまみれて足がもつれて転がり続けてもなんとか前に進んでるて感じかな。裸でグリコのポーズしてわーっと走ってるやけっぱちな疾走感とともに。いずみさんの場合はソレを包むような丸さを声に感じられたかな。同じ傷を持ちながら、一方で「いいんだよ」て言ってるような。
つづく