過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
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ダイヤモンドみたいに輝いた夜。その4

あー、いずみさんのホームページにセットリストがUPされたわ。そうだよな!『きまり』やったよね!。なーんかライブの次の日やたらと頭の中で『きまり』がエンドレスで流れてて聴きたくなってCD聴いて。でもライブでやったか思い出せない。覚えてないんだけどカラダは覚えてたのかな?みたいな。
そうそう、『GOLD』の曲の終盤の時、自分の顔がなんだかフクザツな顔になってた。もちろん筋肉的な話ね(笑)。外から自分の表情を見れるワケじゃないからあくまで自分の内側からの感覚で。「アレ?自分こんな顔してら」と客観的なセカンド自分が見てたよね。例えるなら「切な嬉しい」みたいな表情。切ないのと嬉しいのとがゴッチャになって。聴けないだろうなーと思ってた『GOLD』が聴けたのが嬉しいのと、やっぱこの曲からと言っても過言ではないけど、いずみさんのファンになったからね。
ついでだから書くけど、たぶん雑誌『CDで〜た』だろうな。「今、関西で人気が急上昇中の、、」みたいな感じで、いずみさんの紹介記事が書いてあったんだよな。スパイシーレッドがどうのこうのだと思うんだけどさ、その時期よ。で、1ヵ月後にアルバムが出るて言うんで、じゃーどうせだったらアルバム買うか!てなって。そのアルバムが『十字架とコイン』で、ソコに収録されてる『GOLD』がボディにゲホっと入ったワケですよ。で、シングルもその後買って。カップリングの『ONE PAIR』がまた良くてねぇ〜。コレもいつか聴けたらなと思ってるんだけど。だからこのアルバムと『GOLD』は想い入れが深い。そんなのもあってか「切ないけど嬉しい」みたいになったんだろうね。
この感じて『灰とダイヤモンド』を観終わる寸前の気持ちに近いモノがある。アレは嬉しいてのよりは、ただやたらと切ないんだけどさ。急に寂しくなるんだよね。
他には定番の『ORENGE』とか、最近の曲で『足跡』『まんまる』『SWIMMER』『Wonderful Life』『LDK』。
なんか『まんまる』と次にやった『アマリリス』が曲同士響き合ってたなぁ。別に相関関係がある曲じゃないんだけど、うまい具合にかたや空を見上げる男の歌でかたや空を見上げる女の子の歌で。『まんまる』て主人公が男で、視点としてなんかグーグルアース的なイメージがあるんだな。まずイントロで地球がバンと。で、そっからぐい〜んとズームインしてくと。日本列島、ある都道府県、ある街とズームイ〜ンしてって主人公の男まで行き着く。古くはイームズの「パワー・オブ・テン』みたいな感じでもあるけどな。で、曲の終わりの方で男が空を見上げる。今度は逆に視点が引いてくワケだよね。ズームアウト!最後はまた地球でおしまい、みたいな。PVだったら始めと終わりはそんな感じ(笑)。
『アマリリス』も、主人公が星(オリオン座)を見上げてる女の子で、『まんまる』の男も『アマリリス』の女の子も空を見上げてる。同じ空かどうかは分からないけど。
いずみさんの歌て、この日は特にそう思ったんだけど、このまんまるの中、この星の中の空間、てのを意識させる歌が多いよね。この日はたぷんと水の張った球体の水槽というイメージの地球。水槽だから閉ざされた空間ではあるんだけど、その中で生きてくという。なんか「見上げる」てのは「届かない」て思うからなのかね。届かないと思いながらソコにまだ想いもあるというコトかな。と書きながら『GOLD』、そんな歌詞だったなーと思うワケで、やっぱり影響受けてるんだなぁーワタクシ。
なんか思いついたりすると、過去にいずみさんが歌ってたりするんだよ。そういうコトて時々ある。いずみさん自身も昔の自分の歌に教えられるコトてあるんじゃないかなー?そういうのがタイミング的にちょうど今の自分の気持ちとリンクするとライブで歌ってくれたり、するんだろうなぁー。
プリズムに光を通すといろんな波長を持った光に分けられる(分光という。虹もそうだね)ように、歌に触れるとその時の記憶が立ち上る分光された1つ1つの光のようにいろんな人格のいずみさんがいる。昔の歌ならその当時の、今の歌は今の、その時々によっての波長に聴いてるこちら側も呼応する。ソレが共鳴であり共振。
歌う人の気持ちや想いが、歌う人の身体を通って声として伝わって、観てる側を振るわせる。コレは同調であって周波数を合わせるというコト。周波数が合えば気持ちとか想いがよりダイレクトに伝わるんだろうな。そもそも感じとか感覚でしかないから、ソレをなかなか言語化するのはムズかしいコトだし伝わりにくいコトだけど、ソレがあるから「ライブていいな!」て思うんだろう。そしてまたその熱であり空気に触れたい、包まれたい、空間に身を置きたいと思うからライブに行くんだろうな。
この日のいずみさんは意気込みもいつもにも増してあったような気がしたけど(その気持ちが声にのって伝わってきた)、人てコレだけ輝けるんだなぁて思った。
ダイヤモンドカットの一面一面に、生まれてから今までの、そして様々な面を持ったその人がいて、ソレゾレが輝いている。日々磨いたり時にカットを増やしたりしてダイヤモンドは輝きを増す。いかに輝かせるか。ホント、ソコの勝負よ。