榊いずみ20周年はつづくよツアー『明日の話、始めよう』@渋谷7thFLOOR。その1
只今いずみさんは20周年ライブツアーの真っ最中でありまして、17日はすでにおなじみとなったシブヤの7thFLOORで行われたライブに観にいってきやした。
この日はね、「ケータイを忘れる」という痛恨のミスをやらかしたので(苦笑)、ライブ前にいろいろあったのだけどソレはまた後日というコトで、いきなりライブの感想から書くコトにするんだけど、今こうやって思い起こしながら書いてても、あとからじわじわ幸福感が甦るような、そんなライブの空間だったなぁーと。ソレはやっぱBeadroads(ビードローズ)の参戦によるトコロが大きいよね。
ビードローズというのは、いつもいずみさんのライブでギター(その他サマザマな楽器)を務めてる相棒であり相方の佐藤ワタル氏がフロントマンの4人組バンドなんだけど、今回ワタクシはビードローズを初めてしっかり観たんだよ。あ、でもこの日はベースが無かったんだっけ。だからワタルくんがギター&ボーカルで、あとキーボードとドラムで3人編成。たぶんいずみさんのライブでも過去に出たコトあるのカモしれないけど。八街(やちまた)とかさ。
この日はビードローズがオープニングアクトとして4曲演ったんだけど、やっぱりバンドていいよね〜。まず1曲目の『君がいない』という曲の1音目から、ドラムとかキーボ−ドから色のラインがこっち側にくるんだよ。赤とか青とかの紙テープを想像してみて。こんなの伝わんないんだけど書くんだよ。あくまでワタクシが感じたコトだから。ようは楽器の音色が視覚化された感じなんだよ。はじめてだな、こういう感覚は。音て「音」だけじゃないんだよていうね。ドラムのスティックを振る度に黄緑とかの色のテープがシュルルル〜て3D的にこっちにやってくるんだよ。そういえばビードローズに「レインボー」て曲あったよなたしか?なんて思いながら聴いてた。
2曲目の『青ノ時代』。コレは4月5日に発売のアルバムの表題曲なんだけど、大好き要素テンコ盛りでシビれたわぁ。160kmの豪速球ズバーン!!!「くぅぅ〜〜」ときた!もうね、切なさキラキラ光線でね、メロメロですよぉ。涙振り切りながら疾走してく系ていうか、ああいうの大好き!大好物!まずドラムのフレーズというか、専門用語知らないけど、ワタクシのツボのリズムパターンというのがいくつかあるんだけど。ソレとイントロの鍵盤のフレーズとかサビのメロディラインとかコード展開とかグっとくる。歌聴いた直後にまた「聴きたい!!」て思って、まず5回ぐらい聴いて、ソレからまた何度も繰り返し聴いて脳内エンドレス状態にしたい!というぐらい。ただ惜しむらくはベース不在だったコトだな。コレにベースが加わったら、もっと曲の良さが引き立っただろうに。
ビードローズの歌て正直あんまりしっかり聴いたコトないのよ。でもたぶんワタルくんのあの「永遠の青年性」がバンドのカラーを決めてるというか、ワタルくんがフロントマンである確かな存在理由なんだという気がするんだよな。いずみさんも「大学にいてもおかしくない」てワタルくんの顔であり全体として、を評してたし、ソレはワタルくん自らも言ってたコトだし。ワタクシもそうなんだけど、まぁそういう人て昔から顔変わんないんだよね。昔っからこの顔で、ていう。だから年齢不詳的なんだけどさ。たぶんソレがバンドに色濃く反映されてるんだろうし、楽曲にも落とし込まれてる、んだと思う。そのバンドのカラーとこの曲がめっちゃ合ってる。だからバンドの持ち味であり魅力が最大限に発揮されてる曲、とも言えるよね。うちらコレが得意です!ていうのが伝わってきたな。だからアルバムの表題曲なんだろうしね。ヒネリを加えないで、直球勝負してきたな!ていう。たぶんそういう曲なんでしょう。
なんか聴きながら「こりゃいずみさん、ウカウカしてらんねぇぞ」と思ったよ(笑)。以前ワタルくん「下克上」とも言ってたしね、フフ。コレからビードローズ、脂ノリますよ!食べ頃ですよ!ていうバンドの勢いが感じられたなぁー。今音楽やってて楽しいんじゃないのかなぁー。やっぱ人間年取ってくとねー、楽しくなるよぉーていうね。そういう先輩がすぐ横で歌ってるワケだからね。やっぱその人の背中見てるからかな。だから4曲じゃ少ねぇよなーと思ったよ。
http://www.youtube.com/watch?v=L84h2yLGHWE
Beadroadsアルバム『青ノ時代』予告編(公式動画)アリマス。
早速ワタクシ繰り返し聴いて、脳内エンドレス状態にしてますよ〜。
その2につづく。