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DREAM8。〜肉食系の逆襲〜

今回のDREAMの感想なんだけども、何といっても青木選手vsマッハ選手でしょうか。マッハ秒殺勝利というね。あっけなく体勢を入れ替えられたと思ったらパウンド、というまでもなくおしまい。
青木選手が動きまくってたのが、かえって裏目に出たのではなかろうか。タイミングがうまいコトあってしまって、いとも簡単に体勢をひっくり返されたように思えた。青木選手はマッハ選手のリズムを外しながら動くべきだったと思う。マッハ選手はキャリアもあるし、柴田選手のようにしゃにむに攻める選手も手なづけ押さえこむほど冷静なのだ。翻弄するような戦い方をする選手に対しても冷静でいられる。でまたそういう相手に慣れてる。
まず同じウェルター級という階級にもかかわらず重さが違うように見えるのは何故なんだろ?コレはたぶん長年この重さこの階級でやってきた選手とそうでない選手との違いなんじゃないか、と思う。だから体重はソレほど違いが無くても見た目のどっしり感が違う。そして「ウェルター級の戦い方」をしたマッハ選手が勝ったというコトだ。マッハ選手はウェルター級といっても「ヘビー級ぽい」ウェルター級で、青木選手は「ライト級な」ウェルター級だというコトだと思う。最近ノッケからバタバタ動き回る選手が多いけど、だから逆にマッハ選手みたいなどっしり感のある人が光って見える。結果青木選手が「軽く」見えてしまう。
青木選手はマッハ選手のスタイルを「古い」と言ってたけど、たしかに青木選手とは違ったゴツゴツした野性味あふれる戦い方をする。こう言ってはマッハ選手に失礼カモしれないけど、なんか「ウェルター級の藤田選手」というイメージがワタクシにはある。ようするにおもいっきり「肉食系」なのだ。
かたや青木選手は、一見すると強いんだかどうなんだか分からないという外見ながら、いざ試合となると強いという、見た目「草食系」で、マッハ選手の「古い」に対して洗練された技術を持ってる。
試合はマッハ選手の圧勝!というコトだけど、コレは「ウェルター級に出る!」と言った時点で青木選手の勝ち、とも言える。やったモン勝ち、言ったモン勝ちだ。
主催者の青木選手へのオファーが先なのか青木選手が先なのかは知らないけど、今回のウェルター級が脚光を浴びたのは、間違い無く青木選手の功績もあると思う。青木選手が名乗りをあげなければイマイチ盛りあがりに欠けただろう。青木選手にしてみれば「自分が発言したコトでだれでもいいから噛みついてくれ!何でもいいから盛りあがればいい」というコトなんだと思う。言わせてしまったウェルター級の選手が悪いんだ!ぐらいの。で結局マッハ選手が噛みついてくれたおかげで、もうその時点で青木選手の役目は半分終わったようなモノだ。だから青木選手は試合で負けようが、結果的に自分に勝った選手がウェルター級を引っ張っていけばいい、とそういう考えも頭のはしっこにはあったんじゃないかと思う。別に青木選手を擁護するワケでもなんでもないけど、コレで「青木幻想が崩れた」とか言ってる人がいると思うので。青木選手は最終的にライト級に戻ればいい話でね。そのへんは主催者とも事前に話はついてるのかな〜とか。
で大黒柱宣言をしたマッハ選手。たしかにカリスマ性はあるよな〜。一目見て「強い!」て感じだし、そのヘンは青木選手より全然いい。でも魔裟斗選手とか桜庭選手とか「陽」の部分がちょと少ないというか。コワモテだからね。昔で言えばゴンタ顔て言うんですか。前田日明氏みたいなね。青木選手みたいに仕掛けて行けるかていうと、ちょとそういうプロレス部分は無いんじゃないのかな。
すべてはマッハ選手を中心に据えるため、という見方もできなくもないし、そうなると青木選手は「かませ犬」??という見方もできなくも、ない。