屋台カフェ。
ガレージカフェというのは「移動販売車を厨房ユニットとみたてる」という考え方もできる。その流れでもっと簡便な形として、屋台を厨房ユニットとしてみたてる「屋台カフェ」という形も有り得るのではなかろうかと。実際調べて見るとはっきり屋台カフェとは称さなくても、リヤカーやテントでコーヒーを提供する「コーヒー屋台」もいくつかあるようだ。
ただリヤカーとなると、保健所の区分上「引車」(ひきしゃ)という区分になり、車で販売するより扱うモノが限られてくる、というのはある。生モノがいけないのは当然なのだけど、ご飯モノがNGだとかその他いろいろ。リヤカーというとどうしてもあのデカイ車輪がついて人が引っ張る、という肉体労働的なイメージで、そのイメージしか浮かばないけど、柔軟に考えてみる。
コレもガレージカフェと同様にどこか車庫なり駐車場なり借りればいいワケで、もっといえばひょっとしたら事務所仕様の物件とかでも交渉次第では営業できるカモしれない。どうせ数多く扱えないのだし、物件を汚さないように使うと、匂いがつかない汚れないようなモノを扱うと契約時に交渉してけばひょっとしたら。
屋台も「厨房ユニット」と考えれば、何も車輪をつける必要もない。保健所の基準を満たしながら、好きなデザインで思うがままに作ればいい。リヤカーじゃなくワゴンとか、ヒントを言えばトランクケースがパタンパタン展開すれば屋台になるようなモバイルキッチンユニット。コレはコレでイメージが膨らむ。そのイメージで営業許可がおりるか否かは、実際は保健所との相談になる。ソレは個々のケースがあるので普通の固定店舗も同じ。
コーヒーを提供するだけなら、コレでも一応はOK。単にこういう形で屋台でコーヒーを提供、というのもいいんだけど、コレに何かを加えるコトでもっとイメージが膨らむ。
例えば借りた車庫なり物件なりに本棚を置いて本を並べてブックカフェにしてもいい。ソレも本がメインで、コーヒーが飲める本屋というイメージ。座って本が読める選べる本屋。
あと雑貨カフェとか。雑貨を売ってる一画でコーヒーが飲める屋台がある店。何か物販と併設する形が向いてるカモしんない。