栗。
また父親の田舎から何か送ってきたようで、箱を空けてみると中は袋にいっぱい入った栗と辛子明太子。栗の粒がデカい。何か比較するモノが無いか、、と思うけど、とりあえず親指と人差し指を輪っかにしたぐらいの大きさ、て人によって手の大小があるしなぁー(笑)。まぁ「甘栗むいちゃった」の3〜4ヶ分のボリュームは軽くある。明太子は箱入りで「こっち(東京)じゃ高いんだろうな〜」という感じのモノ。どうやらもらいモノを送ってくれたらしい。たくさんあるのでめんたいは冷凍しておく。
栗は生のまま置いとくと虫がワクらしいので早速ゆでた。割れた栗を取り出して、鬼皮を剥いて、渋皮は剥くのがメンドくさいのでついたまま、まずは匂いをくんかくんかかいでみる。う〜ん、秋のニホヒ。そして食べる。ほくほくして美味い。そしてほんのりとおだやかな甘味。そう、いわゆるモンブランとかの栗の味てのは、やっぱり砂糖とかなんやかんやで増幅させた甘さであって、本来のモノはああいったドギつい甘さではないんだよな。自然のモノというのはね。かといって別に砂糖の鋭い甘さが嫌いなワケではなく、たまにこういう自然のモノを食べるのも「こういうおだやかな味ていいよね〜」と、しみじみする。
食べながら「サツマイモとどう違うんだろうか?」と考えてみた。サツマイモはアレは繊維だな。食べると「毛」みたいな感じだろ。だからお通じに良い、てワケだけども、栗は繊維ではない。食べてるとかけらみたいにポロっと剥がれるような崩れるような。ソレでやっぱり「木の実」なんで味わいにナッツぽさがある。後味とか、匂いとか。