ランドが優勢?
まぁでもよく考えてみるとやっぱりランド物件が頭1つ飛び抜けてるというか。
例えば口コミでも何でもいいけど店が知られたとする。認知が広まったと。悪い方ばっか考えないでそういう良い方を考えたとする。そうすると経堂物件はやっぱり席数が限られるのでヘタしたら「すいません満席です、、」てしょっちゅう断りを入れないといけない。席数もスペース的に増やすコトができない。断りがしょっちゅう続いたらお客さんはもちろん口がヘの字になるだろうし、こちらとしても申し訳無いけどどうしようもないという気持ちで居たたまれなくなる。
でも他のちとふな&ランド物件は倍は席数が取れそうなので余力はあると。席数が足りなければレイアウトを考え直して少しは増やせるカモしれない。対応ができるカモしれない。初めからMAXはちとツラいのだ。お店は始めたら何が起こるか分からないのだからある程度「対応しろ」のような余力が無いと、そういう物件じゃないととも思う。
で、ちとふな物件も現実的ではないなと。やっぱり「遠さ」「住宅地の真っ只中」というのがネック。他の2件は駅前だからね。普通に考えても経堂&ランド物件より売上は落ちるだろうけど、でも店舗自体の魅力が強いのでソレで何とかお客さんに来てもらう、、とは思うけど、例えば今時のあたたかい春の陽気、家でじっとしてるのがもったいなく外へ繰り出したくなるような休日。人々も普段の生活リズムと違い歩くのを楽しんでる。そういう日はいいでしょう。
でもそんな日ばかりじゃないワケでね。ざっくり言ってそういう日は1年のうちの1/3。普通の日が1/3。天気の悪い日が1/3。となるといい日と悪い日で相殺される。なので「普通の日」を基本として考えないといけない。普通の日で、ココちとふなで言うなら平日で、ソレで売上を予想してやっていけるかどうか。ちとふな物件はキビしいかなぁ、と。
もちろんやり方はあるけど。有名な某コーヒー屋さんとは違う方向のコンセプトを立てればいい。あちらは「本物志向」なので、例えば「クレープリー」とか「おしゃれ」方向にふればいい。またあちらさんはコーヒーにはめっぽう強いけど、逆に言えば「ソレ以外」はできない(コンセプト的に)ので、ウチとしては「ソレ以外」を狙えば良い。むしろ自由。ソレが差別化というコト。
食事性を強めたりお酒を絡めたり。アイデアとしては、スイーツとお酒の組み合わせの提案とかそういう提供の仕方も考えられる。もうちょっと言うとランチのセットで選べるドリンクでお酒も選べれば「あの店は昼間から酒が飲める」というイメージがつく。ランチのお酒=「象徴」として働き「スイーツ&お酒の組み合わせ」への導入・流れも唐突ではなくなりスムーズになる等々、、。
でもソレが自分のやりたいコトかというと、である。まずは自分のやりたいコトを試した上で、受け入れられなかったらソコで始めてこういうコトをやるなりすればいいと。もちろんニーズを考えた上でね。
その点で見た時、ランド物件ならそういうある意味「余計なコト」を考えずとらわれないで、まずはやりたいコトを最大限に試せるなとそう思ってる。「遠い」よりは「高い」の方がまだマシだと思うんだよね。4階だけどエレベーターあるし駅前だし。駅前なら例え雨降りでも少しは来てもらえるかなぁと。少なくともちとふな物件よりはマシなのかなぁーとそう思える。でもって経堂物件のネックである「席数の少なさ」も解消される。経堂より単価は少し下がるだろうけど、その分席数的に客数も増えるだろうからチャラになると思うし、まだ売上を伸ばせる余力・可能性もあると。
、、、とか何とか言ってるうちにちとふな物件が「成約しました」だとさ(笑)。あららん。コレはますますランドか?