冬のカフェ日和。
好きなカフェでお茶してたら、前の席に外国の人と赤ちゃんを抱いた若い夫婦が座った。外国の人は男の人で40代ぐらいだろうか。若夫婦は20代だと思う。ワタクシは本を読んでいるが、本を見ながらも前の席の話が耳に入ってくる。聞いてるとどうやら外国の人はフランス人で、日本に住んで長いようで日本語も上手に話す。ホドなくして今度は外国の女の人が入ってきた。この人と外国の男の人がペアらしい。遅れてきたというワケだ。なんだか若夫婦に久しぶりに会えて少々興奮気味。話を聞いてると偶然どこかで久しぶりに会ったようでココで落ち合った、みたいな感じ。この女の人の方が男の人より日本語が流暢だ。話題の中心は当然赤ちゃんになる。
赤ちゃんを見ると今はいずみさん家の真里亜ちゃんをすぐ連想してしまう。この赤ちゃんは産まれて4ヶ月らしい。というコトは真里亜ちゃんより1ヶ月年上というコトになる。そして驚くコトに名前が「まり」ちゃんというからちょとビックリ。聞き間違いかと思ったけど何度もそう言ってるので聞き間違いではな〜い。
ソレにしてもこういうあたたかくて微笑ましい光景を後ろから眺める、というのもなかなかいいモノだ。赤ちゃんがソコにいるだけでまわりの空気が和むというか。赤ちゃんてスゴいよな、と思う。赤ちゃんて世界共通語だよな、と。きっとどんな国の人だって赤ちゃんを見ればやわらかくなるんだろうな。もはや手に持ってる本は「開いてるだけ」だ。見ちゃいない。
赤ちゃん連れの若夫婦が席を立って店を出ようとする際、その若いお母さんが後ろにいるワタクシにすまなそうに「すいません、、」と言うのだけど、全然問題ないな〜と。「いえいえとんでもない」と。大変いいモノを見せてもらいました、、とココロの中で言った。
カフェてコーヒーを飲むだけのトコロ、では無いのだなぁ。