■

もうワタクシらの世代は年金はもらえないでしょう、きっと。いや制度自体が崩壊する（もうしてるけど）てコトでね。だって今、親世代が受給し始めて。てコトは戦後最大の団塊の世代が、コレから先何十年にも渡って受給してくワケで、ハッキリ言って、その世代でさえあとあとまで充分満足にもらえるか分からないよね。まぁワタクシら世代が受給できたとしても、４〜５万とかだし、７０からだし。その辺のコトも考えてかないといけないんだよね。
確実にこの国の経済はコレから下がってく一方でしょ。中国とかインドとかが台頭してく時代。今のまんま、またはコレから良くなるなんてコトはありえない。いろんなトコロがほころんでて、みんな憤懣（ふんまん）やるかたないのに、自分たちの置かれてる環境はそのまま現状維持できるて本気で思う？
もちろん景気としてはあると思うよ。だいたい１５年サイクルなのカナ？１５年前に不況が始まってとか。すると１５年×２＝３０年後になったら、ワタクシら世代は親の歳になる。サイクルでいけば好景気なのカモしれないけど、今まで日本が成長期にあったからそのサイクルを当てはめるコトもできたのカモしれないけど、コレからは当てはめられるか分からないし。モノもあふれてるし、価値観も変わった。消費ばかりじゃなく環境も考えないといけない。そうすると個人個人でソレゾレが「残して置くモノ」も考えておかないといけない。
そういうマクロな視点で考えるのも必要。
たしかにソレは正論なんだと思う。でもね。でもねなんだよ。究極的に、
「人生、明日が最後の日です。」
と言われたら、どう決断する？
就職するか、今店をやるか。就職するにしても、もうこの歳なら楽しめるとは思うのね。若い時みたいに、漠然としててよく分からないのに選ぶワケじゃないから。「いつか店をやろう」というのが念頭にあれば、その関係の仕事を探すコトもできる。ソコで後々の店づくりに役立つ、いろんなつながりもできるでしょう。ソレはソレで楽しいとは思う。資金もできるし、その方がより準備万端で望めそうだ。
でもその時になってできる保証はどこにも無い。
今、目の前でソレを見せられてるじゃないか。
父親の会社の倒産。このサインをどう捕らえるか。捕え方は２通りある。
○明日生きてる保証は無いのだから、やりたいコトをやる。
○保証が無いからこそ、自分の保健（蓄え）を用意しておく。
ソコまで考えたトコロで「コレはすぐに決められる問題じゃない、、」というコトで、寝ようと歯磨きをしてたら、最近まで読んでた本のタイトルが頭に思い浮かんだ。
　　　　　「迷った時は運命を信じなさい」
運命はどっちだ？　　　　　　たぶん　　　　　こっちだ　。