エルサルバドルの第2位。
というコーヒーを飲んだ。こういうのの採点・評価というのは、世界基準を確立しよう・生産者と評価(ジャッジ)する人の採点基準を共通させようという規格づくりを、今まさに進めている最中らしいコトを聞いた。なので現状では、各国々で行われてるモノもあるので、上げ底に採点されてるモノもあるらしい。しかし採点が上げ底だとしても順位は2位である。その国で取れた豆の中で2番目に良い豆であるコトには変わらない。
最初の1口目を飲んだ時、一瞬グアテマラを思い出した。なんでだろ、と思ったらエルサルバドルという国はグアテマラと同じ中米だった。中米か。あー地理的に近いからかー、と。でもよく味わってみるとやっぱりグアテマラとは違う。果実の果肉のような爽やかさと花のアロマがある。グアテマラほどボディ感はないので軽さを感じる。様々にフクザツな風味があって、さすが第2位だと。でも1位の豆のような融合感はやはり感じられず、各要素が細かいトゲのように口の中で主張している。
極私的な印象として、グアテマラがしっかりボディのある「男コーヒー」だとすると、エルサルバドルは少し軽めで華やかさもある「女コーヒー」だ。