命を預かる仕事。
よく「食は命」だとか何かのキャッチコピーのような気がして、大袈裟な感じもしてたのだけど、ホントにソレは事実として飲食をするという行為は、人の毎日の栄養につながるワケで、体力の源なワケである。医食同源という言葉があるが、そんな言葉を持ち出さなくても、食べモノ飲みモノによって、人の体調の良い悪いは左右される。
だからこんな飲食業のはしっこにいるワタクシでも、ことさらその点衛生的な調理を自分なりに心がけている。食材の扱い方しかり、調理する場所・厨房の環境整備など。清潔そうなキッチンや丁寧な食材の扱い方をしてる人を見ると「あ、この人の料理食べてみたいな」とワタクシは思うのだが、そういう人になりたい。
たしかにラーメン屋とかおでん屋とかピッカピカにし過ぎてもおいしくなさそなイメージはあるけど、そういうお店だって心がけてるはずだ。
こういった当たり前の基本が下敷きにあって、その上で自分のオリジナリティーや楽しさ・工夫という演出を盛りこむコトができたり、初めて考えられるんだと思う。