■
電車の中で「そういえばあの本屋、今日で店じまいだったな」と思いだした。ワタクシはかつてバイトをしてたほど本屋が好きで、本屋好き歴はカフェ歴より長い。本屋といえば規模の大小を問わず好きで、ソレこそメガストア並みの大きい本屋から商店街の小さな本屋まで。初めて降り立った駅で本屋を見つけたら必ず立ち寄ってしまう。
ココも物件探索で何度となく訪れた街で立ち寄った本屋。店じまいの日なのでもう早々と本は返品して品揃えもまばら、かと思っていたらそうでもなく、閉店のそぶりは感じない。店頭に「8月末で閉店いたします」という旨の書かれた貼り紙が貼ってあるぐらいだ。
レジでは別れを惜しむかのように本を手に手に列を作る人たち。何か1冊買おうかなぁという気分になるが、しばらく店内をうろついてみる。地下へ降りるとココにもう1つ、閉店を暗に示すうずたかく積みあがったダンボールがあった。店閉めたらコレに本を詰めて返品するんだろうな。そう思うと少しでも貢献しようという気になって、いずれ買おうと思っていた本を前倒しして購入するコトに決めた。
いつもは本のカバーはしないのだけど、今日はしてもらった。