ただいま激動中④。
彼には彼の人生があり、ワタクシにはワタクシの人生がある。彼の人生には選択肢が3つある。①彼の故郷の九州に戻り、親戚兄弟の畑仕事を手伝い生活。②このまま今の会社に勤め続ける。③ワタクシのお店を手伝う。②の場合は彼の年金のコトが絡んでくるので、どちらにしろ別の仕事を見つけなければならない。その場合③で収入を得るコトも考えられるが、ワタクシのお店はコレからのモノなので、ヘタしたら2人共倒れの危険性もはらんでいる。ワタクシが次の働き口を見つけるまでは父親の年金だけが頼りの生活になってしまう。なので今のトコロは③で彼を雇用、というコトは考えていない。「子供が親の仕事を作り出す」というのも、そーいう親子関係もソレはソレで面白そうなコトではあるけど。でもこーいったケースも今、そしてコレからはありえるように思う。よくいわれる2007年問題、団塊世代のリタイヤがあるからである。
ワタクシが考えたのは「じゃぁ、自家焙煎やってもらおうかな?」というのが1つある。父親は職人的な性格の持ち主で、今の仕事もそんな感じの仕事。なら焙煎作業のような職人的なのが合ってるだろなーと。しかし男の平均寿命は80弱。あと10何年はやってもらったとしても、ソノ後どーするのか?というのが出てくる。ワタクシがやれる時間的・仕事的・肉体的余裕があればいいが、忙しくてやれない状況も考えられる。人を雇えれば続けられるカモしれないが、ソレも分からない。途中で途切れてしまうサービスなら初めからやらないほうがいい。「できなくなったのでやめます」ではお客さんに失礼になる。逆に焙煎なら、ワタクシが歳をとってからでもできるコトではある。そーすると何か別のコトで仕事を創出しなければ、、とも思う。
ワタクシの選択肢としては、①東京でお店をやる。②父親の田舎でお店をやる、という2つである。どちらにしろお店をやるコトに関しては、コレはもーどんな形であろうとONE WAY、やるしかないと思っている。①の場合は細かい話、お店の物件の保証人の話が出てくる。すると親の雇用形態の関係が出てくるので、年金が「納め損」になっても雇用形態を変えないでもらいたい、というのがある。こーいう問題が絡んでくるので、ワタクシも早く出店しなければならない。いつまでも決めないと彼は最長5年、納め損になるのだ。
②の場合は、ワタクシが全く持って今現在の向こうの状況を知らない、というコトが致命的である。父親も昔の記憶・印象でモノゴトを言ってるに過ぎない。彼が語るプランも今はまだ「絵空事」にすぎないのだ。米と野菜を作ってるというのは知ってるが、野菜は何をつくってるのかさえ知らない。たしかに東京よりは田舎の方が父親の親戚兄弟がいるから、ソノ点はワタクシも安心だ。しかしソレ以外は未知なのだ。対してココ東京は勝手知るトコロ。物件の情報が入ればすぐに見に行けるし、その街の空気を感じるコトもできる。どんな人が住んでいるかなど。つづく。