過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

へたな鉄砲数打ちゃ当たる。へたでも打たなきゃ当たらない!をモットーとする
かたことの極私的「雑誌系」サイトです。(since 2004 Feb.)

★My Favorite★

ガンダム・プロレス(スターダム・新日本etc)・クルマ・和(いずみ ex. 榊いずみ/橘いずみ) ・overcoat’s(オーバーコーツ)・中村 中・所ジョージ・内田樹・椎名誠・津村記久子・放浪息子(志村貴子)・押見修造・ひらやすみ(真造圭伍)・ディックブルーナ・ヨシタケシンスケ・nice time cafe・COFFEA EXLIBRIS・HORIGUCHI COFFEE (順不同敬称略)

★Book Review★

 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

★Original Goods★

 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

★Others★

 祝☆overcoat’s(オーバーコーツ)再結成記念!!  ワタクシが検索しやすくするため(笑)overcoat’sについて書いたブログをまとめて読めるようにしました。ブログタイトル下のカテゴリー「overcoat’s」をクリックしてね~☆
 ◇最新ブログタイトル◇   『Overcoat's(オーバーコーツ)21年ぶりの新アルバム!『9 numbers,Groovy!』を聴いて。♪♪その5♪♪』 

イギリスはおいしい ハードカバー/¥1835(税込)文庫/¥489(税込)

イギリスはおいしい

林 望

平凡社 1991-03
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イギリスは愉快だ イギリスはおいしい〈2〉 リンボウ先生 イギリスへ帰る イギリス人の食卓 音の晩餐
でイギリス!と言えばリンボウ先生、というコトで今この本を読んでる最中なんであるが、イギリスと言えば英国紳士とか、高貴で格式があってとか、トラディショナルでジェントルマンで英国貴族で、などという昔ながらのステレオタイプなイメージがある。がしかし、こんな一文がある。 「メニューの一番おしまいのところにね、こう書いてあるんです。”The Authentic Royal Cambridge Tap Water・・・0”」「はっは、そうりゃいい、・・・イギリス人だねぇ」 ちなみにTap Waterというのは水道の水のコトである。ようは単なる水道水にこんな大げさな冠をほどこしてしまうセンスがイギリス人、なワケである。このくだりに「イギリス人とは?」という部分が全て凝縮されてるように思える。この部分が一番言い表してると思ったので、読んでる途中ながらもー感想を書いてしまってるのである。リンボウ先生はイギリス人のこういうとこが好き!という。わたくしも賛成!昔ながらのイメージ、というモノを今のイギリス人自体が茶化してるとさえ受け取れてしまう。イングランドジョークみたいな(笑)。 実はやってるコトは大したコトじゃなくても、いろんなモノやこだわりや規制をくっつけては、ちまちまと楽しんでいる的な部分てヒジョ〜に日本と似ている気がする。わびさびとか禅だとか、格式や伝統などとカコつけて、そーいうのをくっつけてはわざわざ高みに押し上げる。ハタから見れば「堅苦しいコト」なんだろうけど、そーういうコトを楽しんでいる、ソレを楽しめる民族なんだと思う。イギリスの島国根性なんだろうか。やっぱり国土が小さいから、いろいろこねくり回してはソレを「文化だ!」と言って遊んでいるだけなのかもしれない。良く言えば非常にウィットに富んだ人たちで、悪く言えば非常にヒネくれた民族(笑)。でもわたくしはイギリスのこの笑いのセンスは好きである。