どう思う?
今書こうと思ってるコトは、とくに結論が出てるワケじゃないんだけど、たとえば年収1000万もらえるとするじゃない。まぁ額はいくらでもいいんだ。ようは生活の保障がされてると、そういう身分だ、あなたもわたしも。そう仮定する。ソレでも「働きたい!」と、そう思うなら、ソレはもうその人の立派な欲望だと言える。「食べたい」とか「寝たい」に匹敵する欲望。
額はいくらであれ、生活が保障されたなら、今この社会に存在する仕事のいくつかは消えて無くなってしまうカモしれない。誰もやらなくなるとか、存在意義が無いとか。でもその代わりといっちゃ何だけど、たとえばボランティアとか、お金にならないような仕事とか、すぐには利益が上がらない長期の研究とか、そういった活動なり人々の交流は今より一層盛んになるカモしれない。
冒険して、たとえば失敗して、救助されたはいいけど「税金使いやがって」と罵倒されるコトもなくなるんじゃないかと思うし、もっといろんなコトにヒステリックにならないで寛容になるのカモね。のびのびできる空気になるカモしれない。
どっちが豊かか?一長一短あるのかなー。
いやね、ワタクシは甘っちょろいのカモしんないけど、どうも「食べるために働く」ていうのが「動機が不純」な気がしてならないんだよ。そうせざるをえないんだけどね。この国に限らずだろうけど、「働かざる者食うべからず」てのがどうも、、。仕事至上主義!みたいなさ。いや、仕事するのはいいんだよ。働けば。ただソレで生活を賄おうとするから、何かが歪むような、ムリが出てくるような気がするんだよな。
まぁちょっと義務感が必要なんだろうな、働くコトに。いろいろ理屈くっつけないと働けないんだよな、きっと。いろいろ理屈くっつけて正当化して、働く方向にオノレをなんとか持ってこうとしてるワケだ。だって「内からあふれる欲望」じゃないんだから、たぶん多くの人は。
で、「自分のやりたいコト」と「生活」とを秤にかけるワケだよな。そんなに儲からないけど、好きなコトやれるんだからぼちぼち食えればいいやーとか。または自分のやりたいコトとかは仕事に求めないから(別の趣味とかで処理すればいい)、がっちょり稼ぎたいとか。