集まって離れて集まって離れて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90
聞いたコトある人もいるだろうけど「結」(ゆい)て制度。沖縄かなんかであるのかな。雪国なんかでもあるのか?共同体のみんなでお金出し合って、1人じゃできない労力と費用を要するコトをみんなでやる。コレを会社的に変換すると→1つのプロジェクトがあって、出資した人たちがそのプロジェクトをやる。集合離散。
ただコレは共同体とかコミュニティに所属してないと成り立たないか。もしくはもうすでにこういう形態あるのカモ。非営利団体とか、アレも出資なんでしょ?よく分からないけど。
もひとつこんなのがあった。
http://neet.be/
1人1人のニート全員が取締役の株式会社だって。詳しく読んでないから分かんないけど、ようは個人事業主の集団組織てコトなのかなー。そういうコトも含めてコレから決めるらしいけどね。
なんか「こんな感じ」ていうモヤンとしたイメージはあるんだけど。↑に引用したのがヒントになるような。
フリーで働く人の受け皿みたいな場というかね、そういのがあるといいよね。フリー(個人事業主)なんだけど、お金を出してそのお金をプールして、フリーで働いてる人たちの保障に当てる。もうあるのカモしれないけど。保証協会的なコトかなー?うーん、、まだ頭ん中で固まってないので、よく分かんないんだけど。で、1つのプロジェクトをやるよ!というの告知があって、ソレに興味がある人が集まって、プロジェクトを進める、完了したら離散。そうなると「束ねる人」とか「管理する人」が必要になるのかな、やっぱし。この点は「結」だとコミュニティだから成り立つ、と。リーダー的な人とか管理する人を決めればいいだけだから。でもバラバラでまったく赤の他人同士が集まって、ていう形だと「いつもの人」がいないワケだからなー。
たぶん、↑に書いたようなコトを会社としてやってるのが『ほぼ日』なんだと思うんだよな。乗組員の人たちはみんなフリー(個人事業主))的に所属して働いている。プロジェクトを掛け持ちしてる人もいるんだろうね。でも出資はしてないだろうな。
いや、この形が成り立つとすると、ひょっとしたら今は仕事できないけど、いずれ復職したいていう人とかも働けるんじゃないかと思って。妊娠して出産、その後の子育て期間を経て働きたい人とか、親の介護でやむなく退職した人が介護が終わって復職したいとか。あとニートとか引きこもりの人たちの中でも働きたいと思ってる人。そういう人は現状バイトとかパートしかないんだけどそうじゃなくて、ソレとはまた違う形態での働き方。正社員とかそういう既存の枠組みじゃない形。まぁ今すでにあるモノを全て解体するワケにはいかないから、ソレはソレでほっといてというか、ソレとは別に新しい形態のモノを始めればいい。
今働きたい人たちが働けない、そういう潜在労働力てケッコーあるんだと思うんだよ。そういう点ではワタクシは流動化はOKなんだよ。働きやすいし辞めやすい。集まって離れる。ただ「経営者が解雇しやすい」ていう偏った都合のいい解釈の流動化はNG。
集まって離れる。集まる人たちの出資によって保障もある。
まぁ「国」というのもこういう形態だよね、考えてみると。働いてる人の税金(出資)によって、国民の生活が保障されて。ただ働かなくてもある程度の保障はある(子供やお年寄り、リタイヤした人などなど)。働いてもいいし働かなくてもいい(流動的)。なんだったら国外で暮らして、国籍を変えるコトも可能。
というコトは話ソレるけど、「税金をとられる」てコトは、自分が万が一働けなくない状態になった場合でも「生活の保障がされる」、そのために税金を納めてる、そう考えればいいんだよな。だから生活保護を受けてる人とか冒険で救助された人とかに対して、あんま文句言っちゃいけない。いざ自分がそういう立場になった時「助かった!」と思うワケだから。まぁ年金なんてそういう考えそのものか。当たり前のコト書いてるな、自分。