安定を国に求めるのか企業に求めるのか。
今しがたTVで雇用について議論を交わす番組をやってたけど、だいたい以前にブログに書いた内容が網羅されてたのでうんうんうなずきながら見てた。
番組の最後のコトに関して言えば「国がやるのか企業がやるのか」というコトになってくると思う。で、企業の負担が大きいから非正規雇用をしてるのが実情(ソレで人件費のコスト(負担)を軽くしてる)なので、今までは企業に任せる方向だったワケだけど、任せてたらこの現状、なのでコレからは国がある程度介入していかなきゃ、保障をしていかないとマズかろう、というコトだと思う。企業が負担してくばっかりでなく、国も負担をしてく。そうなるとやっぱりある程度規制をしてく、という方向にはなってくのだろう。
ただソレがすぐ共産主義とか、そういうコトではないと思う。そうモノゴトを極端に考えないで、様々な考えのいいトコロを取り込みながら、時代に合った雇用の在り方を模索してかないといけないと思う。もうどっちにしろ、雇用の在り方が時代に合わなくなってきてる部分はあるのだから。
国の保障で例としてよく取り上げられるのがデンマークだけど、ワタクシはあそこまで手厚くはしなくてもいいかとは思う。ただ個人的なコトを言うと、前にも書いたように何かしらの厚めの保障があった方が、自分のやりたい職業にチャレンジしやすい、というのが「あくまでワタクシは」だけどある。中にはそんな甘っちょろいのはダメだ!と根性論、ハングリー精神旺盛な人もいるだろうけど、世の中そんな人ばかりじゃなくいろんな考えの人がいる。だから保障を選択できればいい。基本的には保障があって、ソレでもハングリーな人は「保障はいらない」と選択すればいい。
で、保障というコトになると税金とか年金に話が及んで、コトは一部だけではなく全体的に見てかなといけないワケだけど、とどのつまりワタクシは「老後は安心して暮らしたいね」である。何も考えなくても、不安を抱えず安心して暮らせる国であってほしい。贅沢は言わない。ソコソコの生活ができればいい。
自分の親世代まではなんとかなるだろうけど、自分らの年代は先が見えない。ソコに漠然とした不安がある。
あと職業訓練に関してだけど、ワタクシは「大人版のキッザニア」があればいいなとキッザニアという商業施設ができた時に思った口である(笑)。「おとなニア」とか。いや、冗談じゃなくて。