終わりは新たな何かの始まり。
みなさんは「思い出の味」てありますか?ワタクシは以前、目黒川のほとりにあるイタリアンレストランでバイトをしてて、ソコのボンゴレとピッツァ・マルゲリータが今でも生涯ベスト1。ソコで働くコトになったのは、カフェスクールに通っていて「希望者がいたらソコで研修として働くコトができる」というコトだったので自分のステップアップとして働くコトに決めた。春になると川沿いの桜が満開となり大忙し。休憩時間にアコーディオン式の全面ガラスを開け放ち、スタッフみんなでまかないを食べたのは今でも忘れられない思い出。
4月のある日、シェフの1人が辞めた。その人は自分のステップアップのために新天地へ向かう、というコトで「今までありがとう」という気持ちで皆、送り出したが現実はきびしかった。たぶん今思えば「半年」というのはオーナーが時間を切ったのだろう。その抜けたシェフの後釜としてスタッフの1人を立てたが、店はその年の10月にクローズしてしまった。
ワタクシはクローズする前に研修の任期満了、というコトで抜けていたので、その後のシェフやスタッフのコらの所在もわからず「どーしてるカナ、、」と頭の片隅にいつも思っていた。でも飲食を離れてなければいつか会えるだろな、とも思っていた。自分がカフェ作って雑誌とかに掲載してもらえば、ひょっとしたら目に入って気付いてくれるカモしんない、と思っていたら昨日発売の「cafe−sweets」のP16に彼らがノッテました(笑)。まず立派な店が飛びこんできて、オーナーの顔写真→あれ?→名前→あれれれれれーーーっ!?いつものカフェで読んでたんだけど思わずえー!すげぇ!と声を漏らしてしまった。あーあ逆にやられちゃったよぉ、みたいな(笑)
ホントにびっくり。あーシェフやってるよぉ。結局あの2人は離れなかったんダナ、とか。たぶんオーナーが(当時はシェフだったが)あのコの潜在してる能力をかってたんダロナ、とか。料理もイタリアンにこだわらずにいろいろやってるみたいで、なるほどね〜、こーいう料理に見合うお店のつくりなんダナ、とかいろいろ伝わってきた。TVとかじゃ味わえないオリジナルな感動。
場所は世田谷区桜新町弦巻。EARL’S CAFE&DINER。コレはひょっとしたら何かの「知らせ」なのでは、、?自分をどこかへ導いてくれるための、、。実際に会って店作りに関していろいろアドバイス受けたいな、とも思うし。どーだろ。今度行ってみよーーっと!