2025年のF1とケーニクセグ・ジェメラ。
ちょっと前の雑誌読んでておどろいたんだけど、2025年からF1に使われるエンジンが850ccになる可能性があるらしい。まだ決定事項ではないのだけど850ccて、、軽だぜ。いや厳密に言えば軽(660cc)ではないけど、リッターカー(1ℓ)とちょうど中間。しかも直3とか笑。どんだけ軽そうな音なんだろ。スーパーフォミュラとかF3とかよりも気筒数が少ない。しかも2ストロークになるカモだという。2ストというよりは「対抗ピストンエンジン」を強調したいのだろう。だから2スト、てコトなのカモしれないけど、よくわからない、、。
てまぁ多少オオゲサにおどろいてはみたけど、ようはハイブリッドだ。ハイブリッド化をより深化させるというコトなんだろう。
今のF1はエンジン単体で600馬力ぐらいなのかね?PUトータルで1000馬力。600:400、6:4だ。ざっくり言ってその割合が逆転するちゅうワケだな。でも850ccだったらせいぜいが200馬力がいいとこ?なのかな。軽の660ccターボで1.3ℓ車に匹敵するくらいの馬力らしいんだよ。ていうとエンジン以外電気で800馬力出ないと現状には及ばない。
で、たぶん現実的に考えると、コレはようはPHEVなのではと。エンジンは発電するだけに徹して電気で動く。まぁもしかしたら電気がなくなっても自走できるようにエマ-ジェンシー用の最低限のエンジンを積んでるて意味合いなのカモしれないけど。発電用と割り切っちゃえば、ロータリーでもなんでもいいんだと思うけど。PHEVだったら既存の技術ですでに可能。1000馬力とかもイケるカモしれない。発電量が問題なのかな。
フォーミュラEだってすでに満充電のクルマを、今のレギュレーションなら45分間+1周(だっけ?)走らせる。45分しかもたない。ソレ以上を(倍近くの時間、周回数)エンジンの発電だけでまかなうのは不可能か。。まー対抗ピストンエンジンがどれだけのモノかわからんなー。
で、2025年以降は化石燃料ではなくて水素とかになるらしい。コレも決定ではないけど、ようは燃料電池車になるてコトだ。WECも2024年には水素のカテゴリー作るらしいし、ロードマップはわりとできあがってる感じはする。
response.jp、、、などと下書きを書いて保存してたのだけど、ソレからしばらくしたら今年のジュネーブショー(バーチャル)でこんなクルマが発表された。
ケーニクセグはウワイラとかハイパーカーのメーカーで、まぁ軽く「億」するクルマを少量生産販売してる。このジェメラがなんと、、、
『ジェメラには、ハイブリッドパワートレインを搭載する。電気モーターは、後輪の左右とフロントに合計3個レイアウトされ、最大出力1100hpを獲得する。ミッドシップの「TFG」と名付けられた2リットル3気筒ツインターボエンジンは、最大出力600hp/7500rpm、最大トルク61.2kgm/2000~7000rpmだ。この3気筒エンジンは、刺激的なサウンドを追求する。ジェメラは、システム全体で、1700 hp(1.27メガワット)の出力と356.9kgmのトルクを引き出す。』
直3ハイブリッド!まさに2025年に検討されてるF1のPUと符合するではないか!ちなみにケーニクセグはF1コンストラクターズではない。
2ℓ直3ツインターボてどんだけ変態なんだろうか笑。別にどっかのメーカーのV6とかでもいいのでは?そのほうがムリがないのでは、と思うのだけど、まぁやりたいんだからしょうがない笑。しかし600馬力も出るモノなのかねー。そしてソレにハイブリッドで+700馬力。もうエンジンいらなくね??モーターだけでいいじゃん!!笑
結局4シーターにしたいけど(この「4シーター」てのも、こういう類のクルマにしてはなかなかの変態だけど。考え方としてはハイパーカーてより「べらぼうに速いセダン」「べらぼうに速いリムジン」みたいな感じかな。パナメーラとかそっち方面の考え方なのカモ)、全長が長くなるのでオーバーハングは短くしたい、だから自前の直3をのっけるという。だからモーターだけでいいのに!でもエンジン音がほしいんだろうね、きっと。。まぁ今の時代、音なんていかようにも演出可能なんだろうけど、どんな音するんだろうな、ていうのが今一番気になるトコロ。
でもこういうアホみたいなクルマ、大好物だな。