第44回全日本マルトコ板金自動車シヨウ2012を観にいった!その4。
ジャジャーン!所さんが「ナックルヘッドの単気筒」と言ってた正式名称『KNUCKLE THUMPER』!完全ワンオフモデル。コレも回るよ回るよタ〜ンとねです。コレは出来上がったばっかりなのに所さんが展示を優先させたシロモノである。乗り回したかったろうに、ありがたいコトです。
ナックルヘッドというのもワタクシはよく分からない(笑)。492ccを650ccにボアアップ(ちなみに燃焼効率的には1気筒当たり500ccまでが良いとされてるけどね)。フレームやらいろんな部品を作ったり調達したりしてエンジンから組み上げた逸品。制作期間4年とのコト。燃料タンクにロードストローラーがいる。タンクもアルミ叩きだしなんだって。ドラムブレーキもゴツくてスゴいよ。今ディスクブレーキだろ普通は。ソコをあえて昔のドラムブレーキにしてるんだぜ〜。
ナックルヘッドていうのもそうらしいんだけど、そういう昔のモノを現代の最新のテクノロジーで作ってみたらどうなんだ!ていう試みらしい。
どーんと2本のスプリングチョークの間、ライトのウラ側あたりに「世田谷ベース」のマークが彫ってある。細かいトコロも抜かり無し。
しかし所さんが最近マット(つや消し)に凝り出したのも分かるような気がする。こうやって照明の当たるトコロに置くと、照明の金属の反射とマットな部分の違いがいいんだよ。ロードランナーみたいにツヤツヤのピカピカもいいけどね。違いの分かる男だよ(笑)。
近寄って細かいディテールを見るのもいいけど、引きで見るのもいいんだよなぁー。
その昔、当時の所さん的には「カッコ悪い」とされてたハーレーのスーパーグライドII(ツー)というバイクがあって、でも今見たら「コレがカッコ良いんだよ!」となって製作された、スーパーグライドIIの次というコトで名づけられたスーパーグライドIII(スリー)であります!コレも完全ワンオフモデル。エンジンはVツイン1440ccを1800cc(TOKORO 1800と書いてある)にボアアップ。
ナックルヘッドの影に追いやられた感があるけど、コレもいいよね〜。なんてたってタンクの青と白のハーレーの字とレインボーラインがかっちょいい!このタンクもアルミ叩き出しなんだってよ。
そして会場の一段高くなった舞台上で我々を見つめる等身大(?)のロードストローラー!コレはケータイの待ち受けにウッテツケだと思って撮りやした(笑)
しかし展示終わったらこんな大きいの、所さんドコに置くんだろ、、?
ココでなんと言うコトでしょう、ケータイの電池切れっ!(苦笑)1時間しかもたなかった。。他にもこのロードストローラーの左側でマルトコ板金の戦車とクルマの模型やら自転車が展示されてたのであった。
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ひとしきり写真撮ってから別室の物販ブースの方へ行ったらば、こっちはこっちで世田谷ベース、等々力ベース関連のグッズが山盛り!なのでさながら「物販シヨウ」みたいな。大きい書店の世田谷ベースコーナー的なトコにステッカーとか売ってるのは見かけるけど、あとは基本的にネット通販だから、こんなにグッズが大集合するコトなんてないからねぇー。見るだけでも楽しい。
結局さんざん悩んだあげくグッズは買わなかったけども、BS番組の助手として出演してる圭さん(清水圭氏)の『今日の清水君』本正価¥2100のトコロ自費出版で売れ残ってしまったため(本人談)出血大サービス価格の半額¥1050也!を購入。見応えたっぷりで、圭さんコレ¥1050じゃ安すぎるよ!(笑)
というコトで2時間たっぷり自動車シヨウを堪能したのでした。
男性以外にも、親子連れとかカップルはもちろん女性の人もカメラ持って写真撮ってたのが印象的だったな。クルマ好き・所さんの世界が好きな女子もケッコーいるのカモしんない。
ノドがカラカラに乾いて干からびそうだったので『今日の清水君』を読みながらお茶をする。その時に冷静になって考えた。
「あんなヒカリエの9Fなぞのたっかいトコに、アレだけのクルマの台数エレベーターで上げたんじゃろか、、?」
エレベーターつっても何台も入らないよ。クルマが入るようなツクリにしてないだろし。せいぜいクルマ一台入るぐらいの寸法で。てコトは一台一台上げたんだろね。で、展示終われば引き上げなきゃならん。今度はエレベーターで一台一台下げなきゃならんよ。搬入と撤収を一台一台、、。頭が下がります(笑)。