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La Festa Autunno 2012。


19日の金曜日、La Festa Autunno2012を観に、代官山にある蔦屋(つたや)書店に行ってきやした〜。「La Festa Autunno2012てなんぞや?」というコトなんだけども、ワタクシも詳しいコトはあまりよく知らずに行っておりやす(笑)。
イタリア語で「秋のお祭り」とでも訳すのでしょうか、自動車の秋の祭典で、この前身のイベントタイトル「La Festa Mille Miglia」、ミッレミリアという名称だけはよく耳にしてたのだけど、今回は名称を変更して(ちなみにラ・フェスタ・アウトゥンノと言う)開催したとのコト。今後もこの名称なのかな?ま秋にやらなきゃだけど。今回で15年目のイベントだそうで、今回は19日東京は明治神宮から軽井沢まで向かい、22日に明治神宮に戻ってくる長旅コースを個人所有の往年のビンテージカー、ヒストリックカーで走るという競技。
そ、一応競技なんですよ。ワタクシは昔のクルマのお披露目的なパレード的なイベントだと思ってたんだけど、一応その意味合いも無くはないだろうけど、今年はココ蔦屋書店の駐車場が第1チェックポイントになってて、駐車場内のある地点からある地点まで区間(50mて言ったかな?)を「17秒」で走るという競技で、いかに17秒に近づけられるか?を競う。
つっても競技面は参加者にとっちゃ重要カモしんないけど、見物者にとってはソレは「おまけ」でしかないちゅうかやっぱり「蔵出し的な昔のクルマ」を観にくるという面の方が強いワケであって、とまー説明はこのくらいにして。

陣取ったトコロがちょうどヘアピンカーブの辺りだったので、なかなかクルマ正面を撮れなく、ほぼクルマの横っ面ばかりの写真が続くなり。さらにケータイのカメラのタイムラグがかなりあるので、初めのうちはタイミングがつかめなく、構えたケータイの画面からクルマが走り去ってったのちに「カシャ」とかシャッターが切れる(笑)。
一番初めの先導車のレクサスLFAが撮りたかったのになぁー。あんなの走ってるのなんか今後見るコトも無いだろうに。実車見た感想はやっぱりサイズ的にガヤルドが一番近いのかな。でもガヤルドよりショルダーラインが高い感じなので、腰高に見える。あのねー、V10の音聴きたかったんだけど、まわりの観衆のザワメキとかMCがしゃべってたりとかで雑音にかき消されて聴こえなかったわー。

カーナンバー6だよね?出走車リストによるとコレが一番古いみたい。1923年のFIAT。89才のおじいちゃんグルマ。この頃のクルマはボートみたいなね、舟みたいな形。もっと前だと馬車みたいなんだろうけど。

1938年のCITROEN。UPはしてないけど(UPしてる倍は写真撮ってる)大きいクルマは箱の形してる。戦前は舟の形か箱の形かみたいな。

1947年のFIAT。戦後になると成形技術も発達して流線型になってくる。着座位置も戦前はわりと高めだったんだけど、戦後は低くなってる。

1950年のHEALEY。HEALEYてイギリスだっけ?搭乗者もクルマのその時代に合わせたキメキメのコスチューム。こういう具合に根っから楽しんでいる人が多い。なんせ年に一度の晴れ舞台だからね。

1953年のJAGUAR。なんかオープンが多かったね。あとこのクルマはちがうけど、昔のクルマてラゲッジスペースが無かったりするのよ。だもんでそういうクルマはクルマの横とか後に荷物をくくりつけてる場合もある。3泊4日の行程だからソレなりの荷物になるしね。まー先に宅急便で送っちゃってる人もいたらしいけど。

1955年のPORSCHE。ポルシェ356スピードスター!最近コレの白とベージュの色のを雑誌で見て「かっこええなぁ、、」と思ってたトコロなのよ。

そして我が日本が誇るTOYOTA200GT(1968年)!実車も初めて見たけど、赤いのも初めてだなぁー。もう後半になってくるとシャッターの切れるタイミングもつかめてきたのであるよ(笑)。

珍しくアメ車も。1958年のPACKARD。パッカードは知らないなー。けどさすがアメ車デカい!排気量も5000ccオーバー!一番うまく撮れた気がする、、。

コレもアメ車。1958年のCHEVROLET。シボレーコルベットC1。所さんの自動車シヨウのブログの時にもUPしたスティングレイの先代だね。アメ車はこのくらいで、やっぱヨーロッパ車が多かったす。

変わって一番排気量の小さい1958年のABARTH。750cc。バイクやん!改めて文字にしたら「単車」やん!赤い車が多かった中で(半数は赤だったな)水色が映えてましたん。可愛らしい。

そしてラストカーナンバー101が再びTOYOTA2000GTの、今度は白!初めLFAで最後2000GTていうね。LFAもいずれヒストリックカーになるんでしょうか。
てなワケでクルマの紹介は終わりだけど、観客も競技の参加者の友人知人らしき人たちが多くて。中には今回出走してるクルマと同じくらいの御歳を召した老夫婦がはいからな格好をして観に来てたりして、なんだか微笑ましかったり。
あとミッレミリアといえば、ニュースなんかで参加してる有名人芸能人が取り上げられたりしますな。今回も片山右京氏、鈴木亜久里氏、近藤真彦氏、ジローラモ氏、堺正章氏、横山剣クレイジーケンバンド)など出てましたよ(出走順)。といってもインタビューはワタクシの位置から離れたトコロなので、声だけしか聞けなかったり、目の前をぎゅんと通り過ぎたり。
ただマッチはやっぱりマッチの声でしたな。あのちょっと甘い、アイドルのような。インタビューの最後「頑張ります!」と言ってたんだけど、あの往年のべストテンでの「黒柳さ〜ん、ガンバリま〜す!」に勝手に脳内変換(そんなコト言ってないっけ。あくまでイメージ)。そしてジローラモ氏はやっぱりイタリア人ですな。日本人はどこか緊張してたり、慣れてないせいかこういう場でもイマイチあかぬけない部分もあるけど、ジローラモはもう一瞬見ただけで「あ、ジローラモ!」てわかるクルマの乗り方(笑)。助手席でまるでソファにでも座ってるような両脇上げーのクルマのドアのとこに腕のせーの、という感じで「開放的」というか「ラテン」な乗り方。ま、ジローラモが縮こまってたらソレはソレで逆に変ですな。