5月16日(土) 大阪南堀江knave "Start Again in West"延期について。
たくさんの人に声をかけて復活やでー!って言ってきただけに悔しいですが国難のこの時期にライブしてる場合ではないよね。
— オーバーコーツ (@ovrcts) 2020年4月19日
この借りは必ず返します!ねっ!クロゴメさん! https://t.co/Hx8f2mycRR
ブログに書いたオーバーコーツ再結成ライブの第一弾である5月16日大阪南堀江knaveで行われる予定だった"Start Again in West"が新型コロナウィルスの影響で延期になった。
緊急事態宣言中なのでリハーサルもままならないとのコトでもあるし、ライブハウスというモノがいわゆる「3密」になりやすい空間、というコトであまりよろしくない方向で注目されてる中、今あえて 強行する意味もまったくないはずなので、主催されてる方は苦渋の決断だと思いますが、延期というのは適切な判断だと思います。
ただ「延期」というコトなので、演者も観客も集中できず不安な中でやるよりも、心の底から楽しめる、音に身を委ねられる状況になってからやったほうが良いと思います。
以下はワタクシが今個人的に思うコトを書く。
今、ミュージシャンやいわゆるエンタメ系、スポーツ関係の人はさぞフラストレーションが溜まってるコトだろう。人が1ヶ所に集まって観戦するというのができない。ハコ(会場)とパフォーマンスをする人(演者)と観客、この3つが揃ってこそある種のライブ空間が成り立つ、その考え方や意味をあらためて問われてるような気がする。この3つが揃って完全な形、とするなら、今は欠けた状態、例えば無観客や直接ミュージシャンがSNSで配信するなどいくつかの方法が試されている。ネットが無い時代だったら「路上」ぐらいしか手がなかっただろうから、ソレよりはマシだと考えるしかない。
ただ1つ言うなら「直接」、というのは↑に書いたハコが不必要というコトを意味する。ソレはハコの存続につながってくる。なので、その分をいくらかでも解消するために無観客という手も1つある。無観客でライブなりパフォーマンスを動画配信し、投げ銭やスパチャ(スーパーチャット)などを得、ソレをハコと演者で折半する、や動画をDVDに収録し販売→売り上げを折半、などなど。
そのように観客不在でもアイデアによって、完全ではない形ではあっても演者のフラストレーションや欲求をある程度満たすコトはできる。不完全ながら、まだこういった形でパフォーマンスはできるジャンルではある。こういったコトがまったくできないジャンルだってあるのだから、ソレよりはマシだとも考えられる。
そしてコロナウィルスが収束して、または観客がいても安全にライブやパフォーマンスができるようになるまでは、そのような形で小出しにアクションを起こししのいでく、つないでくというやり方もあれば、まったく露出せずに、観客の「見たい欲」をうんと溜めに溜め、飢餓状態(笑)にさせてから、どかーーん!とやるやり方もある。そのへんは各自の戦略にもなりえる。
では、またみんなで歌って騒いで踊れる、その日まで。