祝!週刊プロレス2000号!!
www.sportsclick.jpワタクシが毎週読んでる『週刊プロレス(週プロ)』が昨日発売号で2000号に達した。この出版不況と言われる現代において、2000号に達する雑誌というのもなかなかないのではないだろうか。おめでとうございます。
ワタクシが『週プロ』の存在を知ったのは、アレは何号だったかは忘れたけど(今調べたら435号だって)当時バイトをしてた本屋で見かけたのが初めてだった。その時の表紙がFMWの地雷爆破で、すさまじい爆破に両耳を抑えて必死に爆破から逃れようとするミスター・ポーゴ選手の表紙だった。インパクトがありすぎてつい買ってしまったし、いまだに鮮明に覚えている。アレを超える表紙は無い。ソコからの関係だ。
当時は『ゴング』もあったし、ワタクシには馴染みが薄かったが『ファイト』もあった。インディー団体がまだぜんぜん少なくて、たしか全女も対抗戦はコレからという時代だった。ターザン編集長(当時)の活字プロレスが面白く(賛否あると思うが)、アレでかなりプロレス頭を鍛えられた読者も多かったと思う。自分なりのプロレスの見方や核となるモノを構築していった時期で、プロレスを「考える」という楽しみ方を得た。ゴングは保守的でつまらないと思ってたワタクシは断然週プロ派だった。思えばアレからもう30年近く経つのだなあ。
このネットの世の中で、断然ネットのほうが速報性はあるのだけど、インタビューで選手を掘り下げたり、より写真が多かったり、企画が豊富なのはやっぱり雑誌のほうで、より深く充実させるというトコロに雑誌の重要性があると思う。ネットの時代になっても毎週水曜日は(昔は木曜だったけど)楽しみだ。もうプロレス誌(とくに週刊誌)は週プロしかないので、今後もできるだけ長く続けてほしいと切に願う。