おせっかいについて。
朝、TV観てたら猫村さんについてなんかやってた。猫村さんというのは、いわゆる「おせっかい焼き」なんだと。そうだねーたしかに、なんて思いながら観てたけど、昭和の時代はそういうおばちゃんがまわりにいた人もいるんだろうなと思う。今でも田舎とか関西方面とかはいそうだけど、今は東京とか都市部なんかでいうと、おせっかいするおばちゃんとかおじちゃんとかホトンド見かけないねー。おじちゃんおばちゃん方も若い人を警戒してるのカモしれないし。今は他人にヘタに声かけたりするとマズい世の中じゃない?ソレが良いのか悪いのか。世知辛いなーとは思うけどね。まこっちから(若い者から)歩み寄ればまた反応もちがうんだろうけど。
で、おせっかいというのはいわゆる「贈与」にあたるよなと。そういうおせっかいが現実世界ではあまりない世の中だけど、代わりに今はネットの世界でおせっかいが充満してるよなと。良いも悪いもだけどさ。世話好きおばちゃんだらけ、一億総おせっかいとも言える。でも表面上は現実世界とネット世界のおせっかいは同じように見えるけど、中味はまったくちがう気もする。ネットでのおせっかいは「オレのほうがすげーんだぜ!」ていう、そういうのだよな。もちろんワタクシも含めてで言ってるんだけど。オレのほうがすげーぜすげーぜ!で、たとえば動画とかクリエイティヴ方面1つとっても、非常にクオリティーの高いモノもUPされたりする。しかも無料だ。ネットのホトンドはソレで占めてる気がする。ソレがネットの熱というか、ある意味そのうずまく熱にあてられるというか。ときにはその熱がうざったくもなるけど。
結局「承認してくれ」と「『承認してくれ』ではない」のちがいなのかなー。おばちゃんのおせっかいとは全然質のちがうモノだなと、そんなコトを思いましたとさ。
まーこのブログもある意味おせっかいだね。おせっかいのカタマリだよ。