過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

へたな鉄砲数打ちゃ当たる。へたでも打たなきゃ当たらない!をモットーとする
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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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 祝☆overcoat’s(オーバーコーツ)再結成記念!!  ワタクシが検索しやすくするため(笑)overcoat’sについて書いたブログをまとめて読めるようにしました。ブログタイトル下のカテゴリー「overcoat’s」をクリックしてね~☆
 ◇最新ブログタイトル◇   『Overcoat's(オーバーコーツ)21年ぶりの新アルバム!『9 numbers,Groovy!』を聴いて。♪♪その5♪♪』 

人はどこでどうなるか分からない。

先にカレーが食べれるかと聞かれてたので、カレーが出てくるのかと思ってたら、なんかソースのかかったメイン級のフランス料理が出てきた。「アレ?コレ、カレー??」と、鶏肉にソースがかかってるのだけど、その下にでもご飯が隠れてるかと思ってつい下から覗きこんでしまうが、どうやらカレーではないらしい。先にこのフランス料理をというコトだ。シェフは(シェフというぐらいだからなんとなく「フレンチ出身」というのは分かっていたが、、。
ソースはホワイトソース(たぶん)で、鶏肉をワインにつけこんでるらしい。なのでソースがちょと茶色がかってる。ソレと付け合わせに大ぶりのフライドポテトとアスパラ。正直肉は大したコトないんだけど(何の変哲もない鶏肉)、ソースが「さすがフレンチのシェフ」という感じ。フランス料理はソースが命みたいなトコロがあるので。
おばちゃんとワタクシ、お互いたわいのない話を織り交ぜつつ、その間に聞きたかったコトを思い出しながらワタクシは料理を食べながら、という感じで会話を進める。あんまりこういうコトを聞くのはどうかと思うけど、ヤボだなと思いつつもワタクシはどういう展開でそういう関係になったのか率直に聞いてみた。
まずワタクシとおばちゃんが知り合ったセミナーで先生だったT先生というのがいて、その先生に見こまれたのか何なのか分からないけど、セミナーを終了した後も先生の講義(先生は全国に講義に回っている)に助手としてついてくようになった。会津で料理をするというコトで(先生はいろんなコトをやってる)その助手としておばちゃんはついていった。おばちゃんは会津が好きらしく、この「会津」というのがキーワードになってくる。
そしてその後先生のハカライか何かで某国営放送の食堂?(飲食施設)で働くコトになる。ソコで約2年間働いて、んで年賀メールでソコのお勤めを辞めて、てコトまではこっちとしては知ってたと。
で、まだこの時点ではシェフは出てこないワケだけども、シェフはシェフで某鉄道関係のグループ会社(たぶん飲食系)のアチコチにある店舗を回ってたらしい。んでどうやら某国営放送に入ってる飲食施設というのが、そのグループ会社の店舗(テナント)らしく、おばちゃんが先生の紹介で働きに行った時にはもうシェフはすでにソコに配属され働いてたと。その時点で2人は出会うというコトになる。
で、なんかシェフが上とモメたのか何か知らないけど(アヤフヤなコトが多いけど、あんまりツッコんで何度も聞き返せないでしょこういうコトは:笑。なんとなく流れが分かればいいのです)、シェフとおばちゃん2人がソコを辞めたと。まぁワタクシもシェフとは違う某鉄道会社のグループ会社の飲食部門のレストランで働いてたけど、やっぱり大きい会社てのはいろいろありますよ。背広組が動かないとか。基本的にトップダウンだからね。
で何で2人がいっしょに辞めたのかは分からないけど、たぶんウマがあったんでしょ、いっしょに働いてるうちに。ワタクシから見ると、2人は凸凹コンビというかチグハグ感が否めないけど(笑)。でもシェフは大らかな性格の人で、おばちゃんはおばちゃんでマイペースで逆に料理の世界にスレてないというか、シェフにとって新鮮だったんじゃないかなーと。シェフは中学卒業してから料理の世界一筋で来た人らしいので、ちょっとやそっとじゃ自分というモノがブレないワケでね。数々の修羅場をくぐってきてるんだろうから、モノゴトに対してどんどん寛容になってく。だからおばちゃんも受け入れられるんだと。で、おばちゃんも包容力を感じたんじゃないかなと思う。
まぁ理屈じゃないすよね、こういうコトは。ハタから見ると合ってるんだか合ってないんだか分からないけど、本人たちがひかれ合ってるモノがあればソレでいいワケでね。シェフも娘さんがいるけど独り身で、会津出身で(ほらキーワードが出てきた)てのもおばちゃんにとってはよかったんでしょう。
で、2人そろって失業保険をもらいながらハローワークへ行ったら、今働いてるレストランが募集してたと。そのレストランも、前のコックの時に売上が悪くて赤字だったから従業員全員解雇したんだって(スゴひ)。おばちゃんたちにとってはとってもタイミングのいいコトだけど。でまー2人してソコで働くようになったと、そういう流れ。
ねぇー、人の流れて分からないよねぇ。こういうの知ると自分の意思て関係ないように思えてきちゃう。おばちゃんの場合は、まぁワラにもすがる思いじゃないけど、人づてで、垂れ下がるロープをたどってたどって行ったらココに来ちゃった、て感じがする。たしかにソコにはおばちゃんの意思決定はあるワケだけどね。意思決定はあるから「100%運命」だけでは片付けられない、というかソレを運命と言うなら、ソレにおばちゃんの意思も参加してるワケだけども、どれか1つでも「NO」と言ったりタイミングがあわなかったら今ソコにはいないんだよね、きっと。
あんまり自分自分考えない方が良いのカモしれないよね。その方が運を天にまかせるじゃないけど、良い方向に導かれるような気もする。たしかに「自分のやりたかったコト」「自分の(漠然と)思い描いてた未来のイメージ」とは違うトコロに来たカモしれないけど、おばちゃんは全然今は幸せだと思うんだよね。
料理教室はどうするの?と聞いたら、「いやアレはもう、、」と照れながら手を振ってた。つづく