過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

へたな鉄砲数打ちゃ当たる。へたでも打たなきゃ当たらない!をモットーとする
かたことの極私的「雑誌系」サイトです。(since 2004 Feb.)

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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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 祝☆overcoat’s(オーバーコーツ)再結成記念!!  ワタクシが検索しやすくするため(笑)overcoat’sについて書いたブログをまとめて読めるようにしました。ブログタイトル下のカテゴリー「overcoat’s」をクリックしてね~☆
 ◇最新ブログタイトル◇   『Overcoat's(オーバーコーツ)21年ぶりの新アルバム!『9 numbers,Groovy!』を聴いて。♪♪その5♪♪』 

頑張ろう!

付け合わせのフライドポテトが大ぶりなので、ケッコー腹にくる。おでん(食べなさいと薦められてるので、少してワケにはいかないじゃない!)も食べ、ビール(中ジョッキ)も飲んでるので、この時点でかなりハラいっぱい。でもいよいよ「カレー食べる?」ときたので食べないワケにもいかない。ベルトをゆるめる。
鯨のスジのカレーという。牛すじカレーは聞くけど、なんで鯨なんだろ?何かいいダシが出るのだろうか?でも食べてみると出された中で一番うまい!鯨の旨味なのか分からないけど、さすがフレンチのシェフが作るカレーという感じで、ルーが何か奥深いというかコクがあって(赤ワインなのかなぁー)、コレはちょとその辺には無いカレーだなぁー、また食べたいなぁーという味。おなかいっぱいだけどうまいので感心しながらパクパク食べる。
ちなみにおばちゃんとシェフはまだ結婚はしていない。でも家族公認の中で(会社の人には2人の中は知らせてないらしい)、たまにおばちゃんの両親からシェフに「ご飯作りに来て〜」と頼むそうで、「安い食材でおいしい料理作ってくれるのよ〜」とおばちゃんは嬉しそうに話してた。なかなかいいじゃん。こういうのを聞くと年齢て関係ないのよね、と思う。若い頃の恋愛とはまた違うんだろうけど、こういう歳の人の恋愛の形というのがあるんだろうな。
赤字経営のレストランを引き継いでるんだから、前途は決して平坦では無いと思う。前の従業員は売上が悪かったから解雇されてるので、そういう意味で再出発し出したばかりだし安心はできない(売上が芳しくなければ、また解雇というコトも有り得る)。そういうキビしい状況だけど2人だと何か頑張れる、というのはあると思う。
「今後レストランをどうするべきか」という話もちょこちょこした。テニスの会員の人はテニスをした後レストランを利用したり、コーチの人が利用したりするけど、テニス利用ではない一般の人にどうやってレストランを利用してもらうか。ココはテニス利用者(会員)以外にも、一般の人も利用して良いんだけどソレが知られていない、というトコロに問題がある。ソレはおばちゃんも分かってるらしく、どうしたらココにレストランがあって普通の人も利用してもいいんだよと知ってもらえるだろう、と。
でもワタクシ思うに「ココにレストランがあって普通の人も使える」というコトは知らなくても、「ココでテニスをしている」「テニスコートがいっぱいある」というのは、まわりに住んでる人はほぼ100%認識してるだろう。だったらその認知度は利用しない手はない。
今は営業もまだ手探りなのカモしれないけど、まずはシェフの料理の味を知ってもらうというのが優先順位的に一番に来てるような、言っちゃえばごく一般的なフランス料理(少しカジュアルにはアレンジしてても)というメニューがメインなのかなー、という感じで、「テニス」とは何の関連も無い。せっかく「テニス」という特色があるのだから、コレをネガティブ要素と捉えずプラスにしていった方がいいと思う。
例えばテニスはスポーツだから、スポーツをした後の栄養補給ドリンク、ヘルシーを意識した野菜や果物などのミキシングしたジュースとかで、第1段階としてまず気軽に利用してもらって、次に第2段階として料理を楽しんでもらう。料理もカロリーとか栄養を考え、シェフのフレンチという持ち味とスポーツ・健康的というのを組み合わせた、低カロリーなフランス料理をメニューにラインナップすると、テニスと関連ができて「テニスクラブならではの料理」となる。ちゃんと意味がメニューコンセプトになる。こういう低カロリーでヘルシー、足りない栄養を補う健康的なフランス料理というのは口コミ的に知れ渡って、評判になるような気もする。
他に「テニスコート併設のレストラン」というのは無いのだから、競合がいないというコトだ。ソレは強みだし、というコトは他店と同じコトをやってもしょうがない、というコトになる。
売上は前のシェフよりは上がってるらしいけど、おばちゃんの給料も満足できるような額は出てない(もちろんシェフも)らしく、まだまだやるべきコトもたくさんあるけど、人件費もかけられず宣伝にお金をかけられないなら、かけられるのは手間と時間しかない。よって即効性はない。じわじわと口コミ等で半年・1年なりかけて認知してもらうしかない。
メニューのラインナップとしては「何でも屋的」だけど、おでんも評判はいいという。テイクアウトもやってるのでテイクアウトする人もケッコーいるらしい。たぶん日中テニスをした後、夜作るの面倒くさいとか、おかずに1品加えるとかそういう需要もあるんだと思う。「アフターテニス需要」というか。なら「おでん」以外に何かテイクアウトできるモノを増やすとか、バリエーションを持たせるといいよね。おでんばっかだと飽きるじゃん。毎日はね。まずはそういう「今人気のあるモノ」に力を入れて、口コミで評判が広がるまでつなげる、という考え方もあると思うんだな。
あとテラスもあって桜の樹もあってロケーションもいいんだから、桜の季節以外も楽しめるようなガーデニング的なテラスづくりをするとか。コレも人がいないんだから地道にコツコツ時間かけてやるしかないけどね。なんかそういうテニスをやる人以外の人を呼びこむ仕掛けを作らないと。「あの店でごはん食べたい」とか「お茶したい」とか思ってもらわないとね。お店の魅力作りを。
ワタクシは売上に貢献!という感じで全然お金を払うつもりでいたんだけど、すっかりごちそうになってしまった。もう今日は食べなくていい!てぐらい満腹じゃ〜。そして依然キビしい状況は変わらないけど、前を向いて頑張ろうとしてる2人の姿を見て、ワタクシも頑張らなきゃいけないな、頑張ろう!と思ったのだった。
今度はお金払うぞ!(笑)