昨日のトップランナーという番組で。
『ヘヴン』の川上嬢が出てたので、何か『ヘヴン』について語るのかと思ってチャンネルを合わせる。動く川上嬢を初めて見た。なんだ、普通だな。ほわんとしてる人かと勝手に思ってたけど。でもひょっとしたら「NHK」てのは多少なりとも意識してるのカモしれない。文体から勝手に不思議ちゃんぽいトコロがある人かと思ってた。
肝心の『ヘヴン』については、ネタバレになる恐れもあるだろうからツッコんだコトは語らず。でも2つのコトを言ってた。
1つはこの本はQでありAは書いてないと。読者に世間に問いを投げかけてるワケだ、この本を通して。考えましょーてコトだね。
もう1つは1つ目に関連するんだけど、この本でワタクシたちの普段考える「善と悪」というモノを揺るがしたかったというコト。ワタクシたちは暴力=悪だと決めつけているけど、じゃあ果たして目に見える暴力だけが悪なのか?とか、そういうワタクシたちの概念であり観念、ソレに対して疑問を持ってみようと。1回見直した上で、改めて自分の判断であり意見を述べる。だから「正解」は無い、Aは無いと。百瀬の考えに同意する人もいるだろうし、コジマの考えに同意する人もいるだろうし、理解しつつもいや、と思う人もいれば、ソレ以外の人もいるだろうし。答えはソレゾレの中にある。けどドレが正しいかは分からない。
ちなみにワタクシの『やぎ本』ではこう書きました。
http://d.hatena.ne.jp/katakotocafe/20091108