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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観にいった。(ネタバレあり) その1

今月は出費が多いからできるだけ抑えられるトコ抑えたいキャンペーン展開中!なので、¥1000で観れる20日に映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(以下『Q』)を観にいってきやした。

どうなんだろね評判は?賛否両論あるんだろうか。ワタクシは普通に面白かったよ。難解だけどね。よくがんばりました、て感じ。80点あげてもいい。¥2500払ってもいいて思ったモン。¥1000で観たけど(笑)。でもね、コレは観た人は分かると思うけど、『Q』はやらなくてもよかったね。ノッケから結論書くけど。という意味もこめて「最高で最低の作品」とも言える。だから賛否はあるんだと思うんだけどなー。
じゃ、ネタバレフリーでワタクシの解釈、思ったコト考えたコト書きましょ。昨日重要なキーワードだけちょっとメモ帳に書いとこ、と思ったら勢いづいて一気に2ぺージ分書いちゃったからね〜。
まとまり無い感じで書き連ねてくけどさ、『Q』単体じゃなくて前作『破』も含めて考えないとなんだよ。
『Q』はアスカが主人公のお話なんだよな。『破』はシンジとレイがフィーチャーされてたけどアスカは「おまけ」というか、正直いてもいなくてもいいような、本編に絡むキャラではなかったでしょ。いなくても話は成り立ってた。そしてアスカファンには残酷なラスト。あのラストを抜きで言うと、まぁいてもいなくてもよかったけど、アスカファンのために登場させた、と考えられなくもない。
でも今回アスカファンは溜飲下がったんじゃないの?『Q』の劇中アスカも言ってたけど「助けてくれなかった」モンね、シンジは。だから今回の仕打ちなんだよ(笑)。やり返したワケだアスカは。
今作の『Q』ではシンジがお役御免、アスカと主役交代ー!!となって。シンジは戦力外通告を受けたと。そしてレイもオリジナルのレイじゃなく2代目?3代目?かわかんないけど、レイもホトンド存在する意味が無い。全く無いワケじゃないけど、ちょっとした意味しかないよね。こちらもお役御免だ。あくまで今作では、としとこ。今のトコロ次作は分からないワケだから。
ようするに『破』はレイとシンジがフィーチャーされて、『Q』はアスカとカヲル君がフィーチャーされた、とワタクシ的にはこういう解釈だ。どのキャラのファンも喜ぶように。
でなんで「やらなくてもよかった」なのかというと、結局『破』終了時と『Q』終了時で話の中で何ら状況は変わってない!から。コレが『Q』がループである、てコトなんだよ。『Q』がていうか『破』も含めてか。
ただ状況が1つだけ違うトコロがある。ソレは、シンジが『破』終了時から14年の間の記憶というか知識が無い浦島太郎状態、に対して『Q』のラストでは自己崩壊というか喪失状態、フヌケ状態ではあれど、おそらく記憶は失ってない、記憶が地続きだという点。生命を脅かすくらいの大きなショックだっただろうけど、失神とか昏睡状態に陥らずに、アスカに救い出されて引きづり出されるカッコだけど、アスカの肩を借りながら一応は二本足で自立はしてるからね。その1点が『Q』ていう文字のにょろ「〜」部分なんだよ。果たしてシンジはループから抜け出るのか?とね。ソレともまた『Q』の始めからやり直す?『破』からやり直す?てね。『Q』、ラストから冒頭に戻っても成り立つからね、強引だけど(笑)。エンドレス。まぁソコまでは今回描かれてないからあくまで想像でしかないけど。ココは次回作のキモになると思うな。ちがうかな。
あ、そういえばつい先日のTVでやった『破』での『Q』冒頭6分38秒バージョンてのも、ブログにも書いたけどさ(http://d.hatena.ne.jp/katakotocafe/20121116/p1)、あの冒頭部だけで「『Q』と『破』はいっしょだね」てなコト書いたでしょ。ソレは当たってたな。「ひっとりじゃないってぇ〜♪」だったっけ?マリも歌ってたしね。他は全く当たってないけど(笑)。
『破』はシンジ&レイの組み合わせでサードインパクト(二アサードインパクト)を引き起こして途中で阻止されて、『Q』では『破』から14年後、今度はシンジ&カヲル君の組み合わせでサードインパクトの続き(フォースインパクト)を引き起こしてまたもや途中で阻止された、と。『Q』の劇中、カヲル君がシンジとの連弾の練習でシンジに言う「反復練習」というセリフ=ループを表してるワケだよ、明確にね。まずソレが1つ。
次は、『破』でのシンジのヒロイズムというかヒーロー願望の、『Q』での全面否定について。視点が変わると美談も美談でなくなるよ、というコトを次回書くとするかな。
その2へつづく。