『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観た。〜TV版は見ていませんが、何か?の巻〜
*ネタバレを含む内容になりますので、映画の内容を知りたくない方は読まない方がいいと思われます。あしからず。
まだちょと早いかなぁーと思いつつも、うかうかしてるとそのうち夏休みに入って学生たちで混むカモしれない、とか思ったので月曜にさっそく『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(略:『破』とする)を最寄の駅のシネコンに観に行った。ちょうどTVで前作の『序』を観たから、記憶が薄れないで済むというコトもあるし、気分的にも盛りあがったのでてのもあって。上映時間がタイミングよくあったので(予告編も考えれば余裕だけど)どこかでブラブラ時間をツブすまでもなく直行。入ると平日の日中だったけど館内の半分以上お客がいた気がする。
いきなり仮設5号機とマリの登場から始まる。でも以後、マリはそんなに本筋には絡んでこないよね。ちょっとシンジと絡んだり、弐号機に乗ったりはしたけど、基本的に「穴埋め」というか「中継ぎ」「アスカの代役」という感じに見えた。
映画ていう尺の関係上なんだと思うけど(だっていっきにヤシマ作戦以後〜TV版の拾九話まですすめちゃってるんだモンねえ!そりゃいろんなエピソード、バッサバッサ切らないとハショらないとムリ!て話なんだろーなー。だから「破」なんだ!とか。TV版見てないけど:笑)、アスカが倒されちゃったりして。でも弐号機が必要、だから急ごしらえでマリという新キャラを作ってご搭乗願う、、というかね。ミサトさんも自分の預かり知らぬトコロでマリに弐号機に乗りこまれてるワケでしょ。どうやって乗ったのかもわかんないし、そもそもシンクロ率てどーなってるの?とかあるけど(笑)。ネルフの人たちも知らない弐号機の「裏」モードも知ってるし。まぁソレでも倒されちゃうんだけど。
で、シェルターに逃げ込んでるシンジとご対面〜で、「そうやっていじけてたって、何にも楽しいことないよ」。コレもかなり無茶で強引な持っていき方だよね。シンジをワシっとつかんでさ。したらゲンドウさんの目の前でシンジが「パイロットです!」てね。このへん、そうとうムチャ&ゴーインだよ。TV見てた人は信じられないぐらいなんじゃないの。あっけにとられるというか。TVじゃたぶんこんな展開じゃないんでしょ?なんかさ、いろんなデリケートさというかさ、丁寧さが無いよね(笑)。細かい段階なんて踏んでる時間ねぇぇ〜〜!みたいな。
でも断わっておくけど、ワタクシは否定的ではないんですよ。ただムチャ&ゴーイン過ぎるな〜という点がワハハと笑えるのであって、ココまで強引ならかえって「あっぱれ!」というかね。エヴァは「何でもあり」だからねー。とりあえず大筋からハズれてなければいいんだと思う。
だからマリてのは今回に限ってだと思うけど、展開を早くすすめるための「ジャンプ台」というかね、マリオでいう「ワープゾーン」的キャラというか。ホント、マリオで1から234て順に行くんじゃなくて、1から4行って8行くみたいな、そんなスっとばしな展開。そうしないと成り立たないからそうせざるをえないんじゃないの、映画版は。そのための急ごしらえの「仮設」キャラだと思うよんだよなぁワタクシは(笑)。都合のいい、使い勝手がいいというか、、、まーどーなんでしょ、ホントのトコロは。今後、本筋に絡んでくるのでしょうか、、?
いろいろ謎だけど、まぁソレもおいおいね、次のQ(急)でハッキリするんでしょう。今回はごあいさつ程度、というトコロなんだろうね。
カヲルくんも、アレがMark.06なのかね?ちがうのか?カヲルくんが乗ってるのは。アレはヱヴァの中なんでしょ?おそらく。でもとりあえず地球に降下して終わりっつうコトで、コレも次が本番、というコトなんでしょう。
というコトで『破』は、次作以降に出てくる重要キャラの前フリ、というのが1つあるね。つづく