車に乗らない車好き。 ｖｏｌ.１

というコトでコレから車についての話題はこんなタイトルにする。
◎どうも「１．４リッター」にした理由というのが、ＶＷ（フォルクスワーゲン）ではソレが手持ちのモノで一番最適だったというコトらしい、簡単に言えば。たぶん生産的にとか使い回し的にとか、だと思う。
で、ヨーロッパ圏は「ダウンサイジング」というのが１つのキーワードらしく、エンジンを小さくし（小排気量）、不足する馬力とトルクを過給して補おうという考えのようだ。その組み合わせは高速巡航が多い向こうならではのようで、ストップ＆ゴーの多い日本にはあまりその真価を発揮しない。（でも基本、エンジン自体の燃費は考えられて作られてるので抑えられてはいる）
日本はストップ＆ゴーで、進んでは止まって進んでは止まってが多いので、低速域をモーターが受け持てばソレだけエンジンを回さなくて済む、というコトから結果、燃費の数値は良くなる。
なので、ハイブリッド車は高速巡航は不得手である。時速１００ｋｍでストップ＆ゴーも無く流してるだけだと、モーターでは馬力が無いのでガソリンエンジンオンリーになる。日本のハイブリッド車はエンジンは「並」程度の、たぶん燃費を特別に良くしたモノを使ってるワケでもないと思われるので（わかんないけど。コストの関係上でそう思う）、ガソリンエンジンぶん回しだと燃費はさほど良くならない。ストップ＆ゴーで、ブレーキで制動してはエネルギーを回生して電力を発生して蓄えて、その電力を使って低速域でモーターを使ったりするから、ハイブリッド車は燃費が良くなる。らしい。
だから何を言いたいのかというと、そのお国によって何が向いてるかが変わってくるというコトだ。その国での運転のされ方で、小排気量＋過給の車がいいのかハイブリッド車がいいのか（または別の何か）が変わってくる。
こう書いてると、じゃあ両方くっつけちゃえばいいじゃない、とも思ってしまう。燃費の良い小排気量エンジン＋モーターとか。でも日本のメーカーの場合は「コスト重視」というのが優先されるので、小排気量＋過給という組み合わせよりは、ホンダのようなハイブリッドシステムの方がコスト的にも安いらしい。ターボ（過給機）がコストかさむらしいよ。
あと日本のユーザーが小排気量を好まないんじゃないか？というのもある。たとえ出力が良くなってても「２リッターＮＡ→１．４リッター＋ターボ」で納得するか？という。
ただワタクシなんかは、時代が時代なんだからと思うし、むしろ大排気量の車は今の時代いかがなモノか？とも思うし（小さいのをキビキビ運転してる方が頭良いとさえ思う。と言いつつスーパーカーも好きなのだけど：笑）、小さくても大きいのと同等もしくはソレ以上だったりすると「ええーっ！この大きさでこんなにーぃ！」という感動に似たオドロキがある。
ソレで話は戻るのだけど（今までソレてたのだ）、アルファロメオＭｉＴｏは良い。初めはなんかファンシーで丸まっちぃなーという印象で「コレがアルファ？」という感じだったのだけど、見てるうちにだんだん良くなってきた。
車内も質感が良くかなりカッコいい。「プレミアム」とうたわれてたけど、同排気量の外車と比べてみてもそう高くない。２８５万とか。むしろ品質とか見た目とか総合的にいろいろ比べてみると安い。「お買い得」という感じすらする。ゴルフとたいして変わらないんだよ。グランデプントのアバルトと１５万円差ぐらいで。ＶＷシロッコは１００万以上も高い。たしかにカッコいいけど１．４リッターで４００万近い、て買うかい？普通。
ＭｉＴｏなら大人が乗ってもサマになる。４０代の男女、５０代でもいいカモしんない。こういう小排気量の車で、大人が乗ってサマになるてそう無い。ただ今はまだＭＴしか無いんだと（ＡＴは年末導入予定だそうだ）。

◎新プリウスを見た。ナナメ後から見たのだけど（振りかえったから）、一瞬ホンダのエディックスに見えた（笑）。エッジが立ってるからね。どっちがパクリでどっちが元祖で、とかこうなってくるとワケわかんない。みんなドコかしら似てくるんだよ。で幅が狭いと。幅狭エディックス。
白色見たんだけど、品質良さそうだよね。アレをインサイトと比べちゃいかんよ。車格が違う。かけてるお金が違う、という感じ。このへんはさすがトヨタ。
でももう次のコト考えちゃうんだけど、「４代目プリウス」はどうなのかね？もうＥＶになっちゃうのカナ。プラグインハイブリッドかな？次のフルモデルチェンジはまた５年後とかでしょ。もうその頃にはいろんな車がハイブリッドになってるだろうから、プリウスをすすんで買いたいて人いるのかな？みんなハイブリッドになったら、もうソレは「売り」にならないでしょ。ハイブリッドが「普通」になったら。今は持てはやされてるけどね。