コレがなきゃ夏は始まらない!
金曜の夜、空に稲妻が走ったので急いで家に帰ったけどそのまま天候は崩れず、昨日はまるで夏のような暑さ。でも何か足りない、と思ったらセミが鳴いていない。そうか、アレが夏の暑さを一層増すのかと。今日も引き続き暑い。
しかし「夏」にはまだもう1つ足りないモノがある。ソレは昨日から始まったツール・ド・フランス!コレがなきゃ夏は始まらない。
ドーピング問題があったせいで今年は規制がより一層キビしくなったみたい。やっぱり自転車競技に付いてしまったネガティヴイメージの払拭、しかもその中でもトップの3大ツールの最高峰だから、この伝統ある競技を守っていかなければならない、存続していかなければならないという危機感がそうさせたと思う。詳しいコトはよく分からないけどかなりテコ入れをしたらしい。ソレによって出てくる問題もあるんだろうけど。
ソレにしても知ってる選手がいるコトはいるけど年を追うゴトにだんだん減ってく。ドーピングで出場できない選手も過去にはいたけど、もともと選手生命自体短いのだろうか?ツールに毎年出場して有名になる選手というのはホントにごく限られた選手、というコトなのだろう。
昨日の第1ステージはいつもの個人TT(タイムトライアル)等ではなくいわゆる通常のレースで、バルベルデがマイヨジョーヌ。バルベルデは知ってる選手なのでホっとする。
上位選手に与えられてたボーナスポイントも廃止したとのコト。コレによってより実力がモノを言うコトになり、順位の入れ替わりが激しくなるコトが予想される。よりレースとして純粋に楽しめるようになったと言えそうだ。
そう、ある意味ツールは原点回帰して欲しいね。アームストロングのような絶対王者がいない時代、誰もが実力が拮抗してる中で、ピンチがチャンスじゃないけどコレを機会に、世界の選ばれし自転車乗りが純粋にタイムを争そうレースに戻ってほしい。