ツールが終わって。
23日、ツール・ド・フランスはその激闘を終えた。しかし今回のツールはバッソ・ウルリッヒ不在とあって、最終的な個人総合順位はワタクシの知らぬ選手ばかりが上位を占めてる。3位まではソレほど差がない、というコトはこの7年間より最終日前まで実力の伯仲したレースだったコトだろう。山岳賞はラスムッセン、マイヨベールはマキュアンというのは予想通り。ただ現在は何か1つに秀でた実力を持つ選手ばかりで、オールラウンダーがなかなかいない。今回のチーム総合はTモバイルだが、オールラウンダーに加えてプラスチームの総合力というモノがなければ、ランスのような常勝はありえない。
しかしフロイド・ランディス(アメリカ)選手。このツールで優勝した選手は、29日ハンブルグで行われたレースで2位につけた。4位ボーネン5位にバッソだ(ウルリッヒは不出場)。ランディス、彼の名前を覚えておこう。来年、2強の牙城に食い込んで三つ巴になるのかどうかが、見ものだ。
また来年、銀輪に映るひまわりを、拝もうではないか。