整体。共鳴から始まる 第4回。
整体。共鳴から始まる―気ウォッチング (ちくま文庫 か 48-2) 片山 洋次郎 関連商品 整体から見る気と身体 (ちくま文庫) 身体にきく―「体癖」を活かす整体法 整体 楽になる技術 (ちくま新書) 骨盤にきく 気持ちよく眠り、集中力を高める整体入門 by G-Tools |
『バシャール』ではこう書かれています。いったん「忘れる」ことが重要なのだと。
『バシャール』とこの本を組み合わせて解釈すると、一度、自分たちが完璧だということをいったん忘れる。でもまわりと共鳴状態にあった自分というのを人は潜在的に記憶として覚えているのです。十分にまわりとつながっていたその過去の記憶がこの世に産まれてからも人に「つながり」を求めるのです。なので、またつながりたいという欲求を満たすため、新たな方法を作り出したり発見をしていくことになります。それが人が生きる上での「可能性」ということです。「忘れて」いなければそこには新たな方法や発見(=可能性)は創出されません。「人類」という枠組で見ても成長・進化が無いわけです。
例えとして「筋肉の超回復」というのがあります。激しいトレーニング等によりある一定以上の負荷を筋肉に与えると、いったん筋肉組織は破壊されますがやがて破壊された筋肉組織は破壊される以前の筋力よりも増して回復するのだそうです。このことを「超回復」と言うのですが、まさに人の生命の流れにも当てはまることだと思います。
人はいったん「忘れる」ことで超回復=世界とのつながり・共鳴状態を取り戻し、魂のステージを上げていくのだと思います。それが人類としての成長・進化につながっていくのです。
ちなみに、ひらめきや発明、セレンディピティやシンクロニシティ、「神が降りた」曲づくりなどは例えて言うならラジオのアンテナを立ててチューニングするように、気的に気的空間(ラジオで言えば電波が飛び交ってる空間)につながることで得られる現象だと思います。「思い出す」という行為=記憶や思い出というのもそういうものかもしれません。つづく