ムジルシで負けてもらう。
前から「お店をやるなら使いたいな」と目をつけてたムジルシのペンダントライトが、展示品処分として半額(!)になってた。うひょ〜と思うがその日はとりあえず買わず、今日再度出直しというコトで買いに行く。
2ヶ展示品としてぶらさがってたのだが、展示品処分の札がかかってるのは1ヶのみだったので、店員に2ヶとも半額にならないのか聞いてみると、「他にも在庫があるカモしれないのですが、おいくつ欲しいですか?」と聞かれたので、「へ?」と思いつつ「できれば3ヶ欲しいんですけど〜、、」と言うと「少々お待ち下さい」と言われる。お、もしかして、、?
しばらくすると店員が戻ってきて「在庫の方もありましたので、3ヶとも半額にさせて頂きます」。やったぁラッキー!!しかも中の電球まで新しいのに変えてくれるという。全て半額だけでも嬉しいのに、ソコまでしてもらうとかえって悪い気もするが、まぁ言ってくれてるのでしてもらう。包んでもらい、当初の予定より重たいけどホクホク気分で店を出る。
でも後で「コレは策略なんじゃないか、、?」とフト頭に浮かぶウガった考え(笑)。いやね、在庫もありーの全て半額にしーの電球も新品に取り替えーのというのはハナっから決まってたのでは?みたいなね。人間曲がってる。汚れちまった悲しみにby中原中也〜てそういうネガティヴシンキングではいかんな。コレは親切心だと。サービスだというコトで素直に受けとり、ポジティヴに「儲けた!ラッキー!!」と喜ぼうではないか。というコトで改めてイエ〜イ!
しかしアレだな。ムジルシの店員さんというのはこう、最大限のスマイルを投げかけてくるのな。もちろんコレは人によってちがうけどさ、今日の店員さんは妙に人なつっこいというか。いや敬語を使わないとかそういう意味じゃなくて、垣根が無いというかね。例えは悪いけど犬とかネコとかでもそういうのいるでしょ。あとちょと距離が近い。もう半歩離れて話さない?みたいな(笑)でもそんな人だから感じは良い。ムジルシの店員さんというのは基本的に感じはいい。ソレはまぁお店の教育てのはあるんだろうけど。企業の理念てヤツですよね。
なんか今日の買い物で学ぶコトがあるかなぁーなんて考えてたら、初めはあんま「期待しない」てのがいいんだよね。ワタクシは改めて買いに行った時に、まー展示品処分て札が下がってる1ヶだけ半額で上等、だと思ってたワケでソレでとなりのも1つも半額だったらラッキーだなぁーぐらいにしか考えてなかったんだけど、その2ヶ以外に在庫引っぱり出してきて3ヶ+ニュー電球、ていうのはもうコレは想像を超えてるワケだから。加えて店員さんの感じがいい、というのはコレはもう「感動」レベルなんだよ。
よくラーメン屋とかで、店はあんまりキレイじゃなくイスとかもガタガタとかでコレは失敗かなーと思ってると、ラーメンは旨い!とかね。味だけは良いとかいう話てあるけどさ、アレもようは初めはあんま期待してないワケよ。むしろかなりテンション低めなワケだな。でもラーメンを口にした途端テンション急上昇↑↑むむむむ、、てね。そういう方が良い印象が残る。口コミとしても「あそこ、店は汚いんだけどラーメンは旨いよ」てなる。
コレが逆に何でもいいんだけど上等なホテルとかでね、完ぺきでさ、ほんの些細なミスとかなんかどっかのちょっとしたスミッコのホコリとかあるだけで、もう印象ガク〜ンでしょ。コレは初めからものスゴ〜期待大だからね。期待値MAXから始まるから減点法になっちゃうんだよな。ちょっとしたコトが目に付く。こうなるともういろんなコトが悪循環になる。口コミとしても「あそこは高い金取るばっかりでどーたらこーたら(怒)」ていう愚痴大会になる。
今日のムジルシの場合は、接客はハッキリ言えばつたないんですよ。でも誠意とかね、そういう部分が伝わる。「あ、いいな」て思うとそういうつたなさとかちょっと待たされたりとかそういうのはどうでもよくなっちゃうんだよねワタクシの場合。ま、ミスとかも重なりすぎると人によってはイラっとくるだろうけど。そんな恐縮しないで、気にせんでいいよていう大らかな気になる。ねぇ。だって半額でさ、利益なんかさほど無いだろうに至れり尽せりな感じでやってくれてさ。こっちがありがとうて言いたくなるくらい。あんまり利用しないんだけどムジルシで何か買うコトがあったらココをひいきにしようかな、ていう気になる。そういう方が良いよね。