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今、南米の料理とかその他外国のいろんな料理に興味がある。まず地中海でイタリア、スペインはもうメジャーだけど、南側のマグレブ三国のモロッコ、アルジェリア、チュニジアとか。今年はトルコ料理がくる!とか一部では言われてたんだけどもイマイチその波は感じず。たしかにトルコも前までは興味があったよ。そうなるともう「北アフリカ」になるワケなのだが、この下にコーヒーベルトのエチオピアとかケニアがある。でもアフリカは国が多すぎて何がドコにあるんだかワカラン。
アフリカに比べて南米は分かり易い。基本的に公用語はスペイン語のスペイン圏だ。小さい国は置いといて、まずペルー料理に興味がある。日本人の味覚にも合うらしい。コロンビアとかエクアドルとかあるけどとばして、ほっそなが〜いチリがある。カルディとかに行くとチリワインがケッコーな種類置いてある。気候的にもフランスより適してるらしい。チリの横はアルゼンチンにブラジル。アルゼンチンの人は牛肉をよく食べるとのコト。ソレと歴史的にイタリアの食文化もあるのでピザとかあるんだってよ。意外。こういう風に料理という観点で各国を見てくと、歴史を知らないワタクシにとっては、意外なつながりがあったりして「へぇ〜」と。意外なトコロで意外なつながりがあって「世界て案外せまい」と思ったりもする。コーヒーの関係もあって、世界が前よりは身近に感じられる。
こんな具合に各国のいろんな料理を見てると、1つの国に対して必ず1ヶは食べてみたい料理があったりする。なんでこんなコトを書いてるのかと言うと、結局ワタクシはいろんな料理を出したいんだな、提供したいんだなと思う。メモを見返すしてもそう思う。だからいずれはそんな形になるのだろう。
最終的にはアイリッシュパブのような、ロンドンのパブのような、スペインのバルのような、イタリアのバールのような、はたまた京都の吉田屋料理店のような吉祥寺のKuuKuu(閉店)のような中野のカルマのような、無国籍ではなく、諸国漫遊各国料理を一杯呑み屋のような形で、小皿に料理を盛って提供して、1ヶ¥500とかで4ヶとワインで¥2500なり、とか食事にも使えて、甘いモノも食べれてもちろんコーヒーも飲める。やっぱ何でもやりたいから、たぶんこういう形になるんだろうな。
でも始めはあらゆる余裕がないので、自分なりに「始めとして、、」の厳選した料理を提供するコトになる。一応もう決めてはいる。ランチは場所によりけりでやるかどうかは分からないけど、やるとしたら3品。カフェタイムの甘いモノも3品。夜は売りのコレ!というモノをメインにすえて。その内、作業的に余裕ができてきたら夜にもう1品加えて、週の半々で分ける。月曜は休みのつもりなので、火水木と金土日で違う料理。開店してから1年はいろんな料理を実験的にアレコレ出してくと思う。そうやってく内に、売れる料理売れない料理が出てくるので絞られてく。
ホントは営業的に言えば専門店的にやった方が、いろんな面でのロスが少なくて合理的だ。「専門店」てのもストイックな感じがして職人的でカッコいいけどね。でもいろいろやりたいんだもん。しょうがない。たぶんそっちの方が自分の自然な姿。誰かを驚かせたり笑ってもらったり「すごいねぇ〜」て言ってもらったりするのがしたい。コレがカフェをやる根本の理由。というコトは決まりきったモノを作るよりは、いろいろなモノを考えて提供するスタイルの方がいい。たぶんその方が常連さんも飽きないで済む。でもメニューを増やせばソレだけ食材も増え仕込みも増え保存するスペースもなくなる。だからソコはうまい具合に折り合いをつけていかないといけない。理想と現実の擦り合わせだね。理想をなるべく現実に近づけるために。
でもソレは急がない。開店して1年2年3年、、と時を経てくうちにじょじょに、ゆっくりでいいから自分が思い描いたビジョンに近づいていけばいいな。