なぜカフェをやりたいのか①
年が明ければ書けるコトもある。そもそも何で自分はカフェをやりたいのか?という動機を、先月頭ぐらいに自分なりに掘り下げてみたトコロ、1つのキーワードが出てきた。まず事業理念として、
☆「食」による『幸せ』の発見・創出☆
である。人が生きてく上で「食べるコト」は避けられない。たとえ戦争をしている軍人であろうと、食事をしている時は平和だとも言える。ときおり笑顔もこぼれるはずである。「食事」というのは人を幸せにする。
そしてメニュー(料理)コンセプトとして、
☆スマイルフード☆
例えば、おじいちゃんおばあちゃんが孫娘にプリンを食べさせて、その姿を微笑ましく見てる。そんな光景は『幸せ』そのもので、そんな光景を自分の店で見たい。
この店で、この場所でこのテーブルで、この料理があって、人々が笑顔でいる。そんな平和な風景を見てみたい、というのがある。全てがセットなのである。自分の中の思い浮かんだイメージを実現するための料理。分かり易く言えば、料理も舞台上の欠かすコトのできない1つの装置なのである。その風景を、この料理で見たいという料理。食べると思わず笑みがこぼれる、そんな料理。
たしかにオーガニックだとか天然由来100%とかもいいでしょう。全然OK。だけどもそういうコトの前に、もっと大事なコトてあるよね?てコトを言いたい。
どんなに豪華で美味しい料理でも暗い部屋で1人で食べるのと、真っ黒焦げで失敗したぁーとか何とか言いながらワイワイみんなでカレーを食べるのとどっちがいい?どっちがより栄養になると思う?
あのね、「ゴハンを食べる」て料理だけ食べてるんじゃないんだよな。何より家族や誰かと「食卓を囲む」てコトが人間的・精神的に、どんな栄養より「何よりの栄養」なんだよ。ソコを忘れてちゃいませんか?てコト。
そういう光景を現出するための「料理」であり、そういう光景を想起しやすい「料理」。そういう料理をワタクシはつくりたい。
料理は、幸せや笑顔を作り出す「材料」の1つなのです。