過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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 祝☆overcoat’s(オーバーコーツ)再結成記念!!  ワタクシが検索しやすくするため(笑)overcoat’sについて書いたブログをまとめて読めるようにしました。ブログタイトル下のカテゴリー「overcoat’s」をクリックしてね~☆
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バイト近況②。

コレは近況てほどでもないんだが、1月いっぱいで長年働いていたパートの主婦の人が辞めてしまった。7・8年勤めてたのかな?ワタクシが入った時にはもーすでに居て。歳も40代半ばの人で、ホールでは店長に次ぐリーダー的存在だったワケ。辞めると聞いた時には「ついに辞めてしまうか、、」と半ばしょうがないという納得ぎみな気持ちだった。
ワタクシの働いてる職場というのは某私鉄グループの系列会社の飲食店で、有名ではないが都内にも何店か同名の店がある。グループの店で別の業態ならたくさんあるけど。で飲食店といえども結局は「会社」なので、人事異動があるワケ。能力のある人は売上のいい店へ配属され出世コースを歩むし、能力のない人は売上の芳しくない店へ回される。ウチはどちらかというと後者のほうで、というのは場所的に都心と同じモノを提供してもニーズが合わない、というコトが背広組には解ってないのね、簡単に言えば。都心の方、いわゆるオフィス街、学生街とこちら郊外のファミリー層とじゃ何もかもが全く違ってくる。なのに同じ手法で通じるかといえばコレは土台ムリな話。でも現場で働く人はやってるコトに納得いかないにも関わらず、所詮は会社なので会社命令に従ってやらざるをえない、というのが社員たちの大きなジレンマであり、そーいう空気が店のウラに充満している。上の人てどーしてあーなんの策も持たず、ただ思いつきでエラそーなコトを言うのか。結局その思いつきに振りまわされるのは店で働いている従業員なのだ。
長年働いてきた主婦の人が辞めたのは、ソレが大きな理由なんだと思う。現場での不満を上に伝えるコトのできない社員たち。上に何か言っても何も聞いてくれないのであきらめている。上は上でとんちんかんなコトばかり言って、ホントにやらなければいけないコトから逃げてばかり、先延ばししてばかり。現場と背広組の意志の疎通ができてない。コミュニケーション0だ。
ソレでも気を吐いて頑張っていたのが、ワタクシを雇ってくれた店長(厳密に言えば会社が雇ってくれたのだが)で、その店長が居た時はホールの学生バイトらのモチベーションも高く、なんか知らないけど学生などの若い時分てのは、ちょっと過剰気味に全体が一丸となって頑張ろうみたいな気運があったりして、ソレがうまいぐあいに店という組織では作用してたよに思う。たぶん店長の体育会系なパワフルなノリが、学生バイトたちに伝播してうまいコトまとまっていたんだと思うけど、その店長が1人気を吐いてたので疲れがたまって倒れてしまったり、復帰したと思ったら売上のいい店へ異動してしまった。
その後に来た店長というのが、グループの業態の喫茶店を閉店したので、ソコの店長だった人で、喫茶店とレストランて働くリズムが全く違うんだよね。ウチはランチ時は大忙しでとてもゆったりした接客なんてできないけど、喫茶店てのはどちらかというとピークというのはなく満遍なく来客、というリズムだから、その辺でなかなか苦労したみたいで、合わなかったみたい。その店長は結局自分の身内が病に伏したため介護をするというコトで退社したけど。まーこの辺でワタクシは「この店には、会社は力入れていないんだな」というのが分かってしまったね。
その後急遽来た人は、店長というにはあまりに力量不足な感じで、店長というよりバイトリーダーぐらいの力しかないような。店長見習みたいな人で、人を束ねて引っ張っていくという能力は全くない。だから辞めてしまった主婦の人にも負担はかかるし(パートなのにも関わらず)。ただソレでもまだ頑張ってるていう気概が見えれば、じゃぁ助けてあげようかな、ていう気持ちはもてるけどと言ってたけど、今いる店長てのはちょっとなまけな感じで、何かしら理由つけては外行っちゃったり休憩したり、とても人を引っ張って行く&従業員のモチベーションを高められる能力は持ち合わせてないような人で。せめて目に見えるトコロでは店長らしく振舞って欲しいと思うんだけど、そーいう部分にガッカリしたワケね。結局辞めた主婦が「できる人」だから甘えてしまったんだと思うね。主婦の人も立場的に自分は単なるパートだから、店長より先だってエラそーなコトは言えないし。だからそーいう2人のビミョーな立ち位置というのもあったワケ。店長の方が他の誰よりもこの店では新人さんなんだから。そのクセこの店で店長として頑張ろう!ていう気がみえなかったていう。
だからだんだん学生バイトやら従業員の士気は下がっていって、もー以前みたいなまとまり感は感じられない。たしかに人を雇うのも今は同期で入ってる人とかいなくて、みんなバラバラな時期に入ってるというのもあるけど、ソレにしてもその「過剰なモチベーションの高さ」は受け継がれていない。辞めた主婦もおととし事故って長い期間入院してて、その間にいろいろ考えたんだと思う。コレで復帰したらしばらく様子をみてみよう、と査定に入ったのカモしれない。査定に入ってみたけど自分の中でOKが出なかった、というコトだと思うな。ただこの主婦の人自体も過去の良かった時期に囚われすぎだな、とハタから見てて思ったねワタクシは。良かった時期にいっしょに働いてた学生とか他のパートの人とかその時の充実してた自分とか。そーいった過去を想い過ぎて、いざ現実を見ると何だこのレベルの低さは!ていう。でもソレは認めよう、もうあの頃じゃなくなったんだから、と自分を納得させようと思ったんだろけど納得しきれなかったんだろうな。
たぶんね、働きに来る度に寂しい光景を目にするワケですよ。その毎日が嫌になったんだと思うよ。グチを言ってもしょーがないけど、言わなきゃいられない自分とか。いろんなコトが目に付いてしまう自分が。やっぱA型だからね。パッと見は誰だってO型だろ!て思うほど陽気でマシンガンみたいにしゃべる人なんだけどさ。ワタクシは楽観的な性格なので、見てて損な性格だなぁと痛々しく思った。気にしないとか口では言うけどソレは気にしてるコトと同じだし、ソレがワタクシには分かるしね。自分の中で戦ってるんだなー、てね。とかく自分の中で処理しきれなくて、突破できない人ているねぇ。本当言えば辞めたくなかったんだろうなぁ、と思うけど。辞めなきゃ自分が耐えられないトコロまで来ちゃったんだろなぁ、と思ったな。