本質は外にある。
『自分』というモノは自分の身体「外」のモノゴトによって形成されていく。五感やひらめき、いやひょっとしたら第六感も駆使して情報を取り入れ、脳内でいる情報いらない情報が選択され、いる情報の中でもコレは!と思うモノは強く意識に留めておく。情報によって『自分』が形成されるため、情報がなければ『自分』もない。『自分』というのは「外」のモノゴトによって成り立っている。
モノゴトの本質は全て外にある。本質は隠されている。『自分』はその外にあるモノから本質を暴き出すだけだ。決して『自分』の中に本質があるのではない。
『自分』の内ばかりを探って覗いていると、ひとりよがりになる恐れがある。本質を見失う恐れがある。自分自身を騙す恐れがある。
モノゴトの中に本質がある。『自分』の外の声を聞くのだ。
ただ、モノゴトから本質をつかみとるコトができる『自分』であるコトのみ、が大事なのだ。