過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

へたな鉄砲数打ちゃ当たる。へたでも打たなきゃ当たらない!をモットーとする
かたことの極私的「雑誌系」サイトです。(since 2004 Feb.)

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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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 ◇最新ブログタイトル◇   『Overcoat's(オーバーコーツ)21年ぶりの新アルバム!『9 numbers,Groovy!』を聴いて。♪♪その5♪♪』 

やっと入ってみたものの、、

「美味しい」という感覚はホント、人によって十人十色千差万別だ。ワタクシのバイト先の最寄りの駅ビル内に、巷ではかなり有名で「美味しい」と評判のカレー屋がある。ソコは階段の下のデッドスペースみたいな場所(4畳半ぐらいじゃないかなー?)にむりやりお店をこしらえたような造りで、客席は6席しかなく(一応、店の表にもテーブル席はある)いつも大体満席。かなり気にはなっていて、でも「客がカップルばっかしやねん」という入りにくさもあり(笑)なかなか入るコトができなかった。が今日はカップルがいなかったので(笑)やっと入ってみた。
先客男1名。店の人は女性。ハーブで作ったカレーと欧風カレーのハーフ(仮名)¥1500なり、を注文。厨房設備はというとまず目に付くのがファンとフード。店内は音楽無しなんだが、コレがかなりガー言って吸いこみ音を発してるので「静か過ぎて、、」というコトはない。2口のガス台、ちっちゃい作業台、これまたちっちゃい製氷機、でコールドテーブル、その上にジャー、シンクとぐるり一周、店の人をコクピットさながら囲んでいる。店前面がガラス&自動ドアなので「すきま風とかケッコーあるんじゃなかろか?」と思っていたが、なんせこの狭小スペースなので、家庭用のふつーのエアコンでも充分暖かい。
前から気になっていた疑問、「カレーはココで作ってるんですか?」と聞いたら、やっぱり別の場所に仕込み場があるらしい。そりゃそーだろな、と思う。ココでカレーを出される。まず気になっていたハーブの方を一口。「んっ?」悩む味。あまりカレーっぽくない。ハーブはどのくらい入っているのか聞いてみると、なんと36種類だそうだ。そんな必要なのかねぇー、やりすぎなんじゃない?とか思っちゃう。だからこんな「悩む味」になっちゃうんじゃないのかなぁー。ハーブてようは漢方みたいなものでしょ。草だから。すると苦いのも当然あるワケで、そーいうのも入ってるんだろーね。ま、健康にはいいのカモしんないけど。で欧風の方は3日間煮込んでるらしく、油脂系のこってりした感じ。バナナとかりんごとかフルーツ系とトマトが入っていそうな。肉はとろけるように柔らかい、と。こっちは美味しいけどね。ただ美味しいけど、そんなギャーギャー騒ぐほどでもないな〜。ワタクシはホントに美味しいモノ食べると、食べながら二マーっとしてきちゃうんだけど、ソコまでのモノでもないし。なんかようはこの店の「入れなさ加減」も込みで「美味しい」と言わせてるような気がするねー。そーいう「味」じゃない部分。
まだ店の人とワタクシの関係、だけではよかった。コレで感想はおしまい!と言うコトでわりとすんなり終えられたはず、なんだがココで先ほどかいた「先客男1名」が浮上してくる。カレーを食べてる途中、店に来慣れたかんじの年輩のおばあちゃんが店内に入ってきた。「いつものね」と言うので「あぁ、常連さんなんだな」と思う。年輩の方や少し年が上の人はこーいう「いつもの」みたいな言葉を使いたい傾向があるカモな、とかこんだけ店がせまいから、こーいう常連さんの顔を覚えておかないといけないんだろな、とかそーいう部分は勉強にはなる。ワタクシが質問したりそんなコトを考えていると、先客の男が「でも不味くはなってないよね」とかヌカス。「ココができる前から食べてるけど、味は変わってない」とかヌカシヤガル。なんか風貌は形容しがたい世界があるんだけど(笑)、見た目明らかに自分や店の人より年下なのに、何十年も通ってるかのようなコトを言う。ああ、いるんだねこーいうヤツ、と顔はあくまでニコニコしながら「ヤな感じ」と思う。ただ救いなのは店の人が一歩引いて彼に接してるコトである。あくまで客は対等、という考えからなのか。だから店の人とワタクシ、だけでは「良かった」のにこの常連男がヘンな常連意識を出したばかりに(まぁこのへんにコヤツの「若さ」があるワケだが、、)店全体の印象が悪くなってしまう。たしかにこんだけせまいと「常連の世界」て存在するんだろなー、とか思うね。常連さんて店にとってはありがたいんだろーけど、こーいう気楽に入りこめない世界を作り出す、もしくは意識してなくてもカモシダしてる、というのはお店にとってあんまり良いコトじゃない、と思うね。マイナスなんじゃないかと。で結局誰が悪いかというと、お店が悪いというコトになってしまう。ワタクシは「解っている」けど、こーいう人のちょっとした言動で後味が悪くなったり、というのはたぶん他の人でもあるだろうし、こーいう客の存在を許してるお店が悪い、というコトになってしまうのだ。
駅の出入口にあるので「衝動的」なお客さんも望める立地にありながら、店内を覗いてみると基本的に満席状態なので入れない、という感じで「隙あらば入りたい」と思ってる潜在客がかなりいるように思う。駅の出入り口なのでいつもそーいった人たちの目にも触れてるワケで、「衝動立地」でありながら「目的立地」でもある。でやっとそーいう人がお店に入れた嬉しさも手伝って、話題になったり「美味しい」と言わせてるような。あと「常連の世界」つうのもチラチラ見え隠れしながら、「美味しい」と言わざるをえないような。
こーいうテナントみたいなトコロは、まず素人が店を開くコトができないので「他に店あるのかなぁ」と思っていたが、常連男の話で「あるらしい」というのが分かる。やっぱ店の実績があって、人気があったり繁盛してないと、こーいったテナントに入ってOK!とはならないもんな。だからワタクシの口には「、、、」という感じではあったが、一応評判どおり人気はある、というコトなんだろう。まぁ1回行けば充分て思うけどねワタクシは。