家を持てて、カフェもやれて、資産も増やせる!①
さて、大河ドラマロングラン企画の京都旅情編も終わったので、月初めに「最強のアイデアが浮かんだ〜」と書いてた件について書くとしよう。
で「何ぞや?」てコトなんだがタイトルのとおりである。別にアヤシイ文句じゃない(笑)。ワタクシの父親から以前「田舎でお店やったら?」と言われたコトはたしか書いたと思う。ソレは父親の田舎が北九州の門司(関門トンネルをくぐるとすぐのトコロ)で親戚はみんなその周辺にいる。お米や野菜なんかも作っており、父親の兄(兄弟の長男である)は大工をやってて顔が広い。いとこも塗装やら「建物系」だ。なので田舎に家を建てて、ソコでお店をやれば父親も安心、て寸法なワケだ。
一見良さげなアイデアだが、一歩現実的に考えてみるとムズカしいのである。まず田舎は人がいない。過疎。「田舎に泊まろう!」なんてTVをやってるが、あんな感じかアレより人がいないだろう。ソレでも頭を絞れば&欲張らなければナントカなるカモしれない。そーいう業態を考えれば。だがしかし、田舎なんかに家をおったてたトコロで、家の持つ価値はだんだん下がっていくのだ。コレを「減価」と言い、年を経過するゴトに、モノの価値は減っていくという考えだ。ちなみにマンションの耐用年数は47年。47年で価値が0になるというコト。バブル前に不動産を購入して、バブル景気でキャピタルゲイン(利益)を狙えたのは昔の話。日本の高度成長は世界的に見ても「異常」だったのだ。だが我々世代の親たちには、まだ不動産神話が根強く残っている。不景気だとか肌で感じて解ってるはずなのに、未だに染みついた固定概念が抜けてない。
ましてや田舎の土地というのはタダ同然。ウチに来るなら2000坪の土地あげましょ!というトコロもあるぐらいだし。そーするともー二足三文てなコトになる。いくら親兄弟が大工だからと言っても、家を建てる材料費は絶対かかるワケで、1000万というケタは必ずかかる。ソレが0になってしまうワケですよ、価値として。
でコレからの時代は少子高齢化。日本のマーケットはどんどん縮小の方向へ進んでいくのに、まだ昔のような考えで不動産を買ってたら、資産は目減りして行くだけ。時代に合った考えを持たなければいけない。不動産を持つなら海外に不動産を買う方がいい、と言われてる。海外、特にアジア圏はコレからマーケットが拡大していくからだ。でも海外に不動産持ってもそんなに見に行けるモンじゃない。まず不動産を買ったら管理会社に管理やらお願いするワケで、「借主からクレームがあった」と言われたとしても、言われっぱなしで確認ができない。やりたい放題になる可能性もあるワケだ。だからホントに信用できる会社に管理を頼むしかない。そーいう会社が見つかれば。
だいぶ話はソレたが、こーいうトコロも視野に入れて考えてる、というワケだ。この国は借金国家で、個人だったらとっくに自己破産してるレベル。収入(税)に対して10倍の支出。その場しのぎの資金繰りをしてなんとか国としてまわしてる状態。ハリボテ国家。でコレから確実に規模縮小するなら、外国に移住なんてコトも考えに入れなければならない。10年後はまーまだナントカ大丈夫だろけど、20年後、30年後となるとワカラナイ。自分1人の人生ならまだいいが、10年後、20年30年となるとパートナーや子供もいるカモしれない。子供世代のコトも頭に入れていかないといけなくなる。たぶん彼ら世代は日本に縛られず、より国際的に、海外も気軽に行けるようにならないとマズイ。そのための「基盤」を自分がつくる、というコトを考えてもいいのカモしれない。つづく。