「緊急事態宣言」中の現在。その1
今年は桜、随分もったなー。今日現在でもまだ全部葉っぱにはなってない。色褪せてくすんではいるけど、まだ花が咲いてるのもある。どうも暖冬のときは1つひとつの花が咲く時期に差が出やすいらしい。真っ先に咲いてしまうのもあれば、つぼみのままなかなか咲かないのもあると。
さて、世の中は「緊急事態宣言」中である。7日に発出(はっしゅつ)され数日経った。「発出」なんて言葉、はじめて聞いたけど、「発出」されたからといって、ワタクシの周辺の状況は「発出」前とあまり変わらないように見える。
ただ夜間は人が出歩いてなさそうで、静かになった。土日は自粛が要請されてから激減したように思える。なぜか外で騒いでる子供もほぼいない。夜間や土日の自粛はまだ取り組みやすいのカモしれない。しかし平日の、とくに日中は自粛要請されようがされまいがあまり変わらないように思える。
たぶん今の時点でのミニマムだと思う。もともと自粛要請によってヒトビトの行動が制限されたので、ソレ以上どうしようもないという感じだ。コレ以上となるともう封鎖とかのレベルじゃないと、ヒトビトの行動を目標値である「8割」減らすコトは不可能だろう。例えばテストなんかでも100点目指して、やっと80点取れるとかそういうモノだと思うので、ホントに必要不可欠なライフラインに従事してる人とか病院で働いてる人以外は外出しない、ソレでやっと「8割」になる、のではないか。ようするに、もともと不可能な数値設定なのだ。
外に出て買い物に行ったら、朝早かったからなのカモしれないが、もうトイレットペーパーに関してはだいぶ充実してきた。この並びにおいてあるハンドジェルなんかも売ってた。はじめて見たけど笑。今までは在庫がなくて存在を見たコトがなかった。
買い溜め現象は自粛要請のときが一番ひどかったが、現在はたぶんもうさんざん買い溜めした人の、各家庭にある在庫を処理してく感じだと思うので(ようは「一巡」したのだろう)、この期に及んであらためて買い溜めしてる人もいなさそうだ。買い物してる人たちのカートをちらちら覗いてみても、普段の買い物量か気持ち多めに買ってるくらいの量にしかみえない。たぶん自分たちがアレだけ買い溜めしても何日かすればすぐにモノが復活するので、みんな安心して「買わなくなった」のではないだろうか。
米も充実してる。
ただ休業要請によって、休業してる店もあれば開いてる店もある。ざっと見たところだけど、ワタクシが利用してるお店の半分は閉まって半分は開いてる、といった感じである。この画像の店でもスーパーは開いてるけど、上の階の100均や飲食店などは閉まってる。開いてるのは美容院とクリニックていど。でも同じ100均でも、またちがう場所にあるお店は開いてたりもするのでん「なんでか?」と思ったが、たぶん食品が置いてある100均は開いてて、置いてなければ閉まってる、というコトだと思う。この点は気をつけたほうがよさそうだ。
ワタクシがよく利用してる図書館も閉まってて残念だ。そしてテナントに入ってる本屋も閉まってる。でもかろうじて建物がまるごと大型の本屋は、営業時間短縮ながら開いてるので、コレはありがたい。しかし開いてるお店が少ないので、開いてるお店に人が集中するという現象が起きている。
子供も学校がなければ図書館もない。だからお店のあちこちのスペースでたむろってえんえんとゲームしてたりするのだけど、そんなコトをしてるくらいなら、公園や広場でわいわい騒いで遊んでたほうがよっぽど健康的で良い、とワタクシは思ってる。しかしまだひとり遊びができない子供や、遊びのバリエーションが豊富でない子供は、親が連れ出して開いてるお店にでも行くしかなくなる。大型本屋も家族連れでいっぱいだ。親も連れてく所が無くて困ってるように思う。
行くトコロがなくてしかたないから、もうそのへんにあるベンチで過ごしてる人たちも多くみかける。今週は風が強い日も多かったのだけど、あまりオカマイナシな感じだ。
近所のドラッグストア。こちらもやっと充実してきた。もういつもの値段で買える。